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2021年09月06日

アペルカンプ真大、ヴィルツやアデイェミのドイツ代表での活躍に発奮

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 新生ドイツU21代表チームは日曜日に、ラトビアの首都リガへと到着。火曜夜には結成以来最初となるであろう、本来のハードルへと立ち向かうことになる。確かに前回のサンマリノ戦ではしっかりと大勝を飾ったとはいえ、それでもコーチ陣からはハーフタイム後、どのあたりがパフォーマンス的に満足のいかない部分であったかの説明が行われた。

 とりわけオフェンス面での脅威のない状況下で、ポゼッションなどの部分で物足りなさが指摘されており、「後半は本来、僕たちに求められているようなものではなくなっていたと思います。あきらかに改善をしていかないと」と、アペルカンプ真大はコメント。

 ブンデス2部フォルトゥナ・デュッセルドルフに所属するMFは、今夏に開催されたU21欧州選手権にて、ヤニ・セラの離脱に伴い急遽追加召集を受け、さらにそこで優勝を経験。日本人の母とドイツ人の父をもち、東京に生まれU18では日本代表でプレーしていた20歳は、ただそこでの出場機会はなく、今回のサンマリノ戦がU21代表初出場となっていた。

 そして今は新生ドイツU21代表にて背番号10を身につけ、2023年7月にルーマニアとグルジアにて開催されるU21欧州選手権を目指すチームで重要な役割を担いたいと思っているところ。あくまで「今は、ピッチに立ってプレーすることが目標」であり、今夏に味わった「優勝の話をする必要なんてありません。まずは予選を通過して、一歩一歩前進していかなくては」と強調する。

 ただそんなアペルカンプらドイツU21代表の選手たちにとって、日曜日のアルバニア戦はさらにモチベーションを高める光景が見受けられた。そのU21欧州選手権で共に戦ったフロリアン・ヴィルツとカリム・アデイェミのコンビによって、この日のダメ押し点となる6点目が決められていたのだ。

 さらにダヴィド・ラウムも、この試合でA代表デビューを果たしており、「ここにいる選手たちが、A代表に入ることは素晴らしいことです。それがU21代表の目標であり、それが実際に可能なのだという、1つのシグナルでもあります。もちろん僕たちは、彼らのことを誇らしく思っていますよ」とアペルカンプ。

 自身にとっても夢ではあるだろうが、ただ今はあくまでU21代表での戦いで成功を収めること。それからクラブでの状況好転も願っている。デュッセルドルフはここまでのブンデス2部5試合で、勝ち点数はわずか4と思うようなスタートダッシュを決めることはできなかったのだ。「特に昨シーズンでは出だしでつまづいていましたし、別の形でいければと思っていたのですけど」

 ただそれでも「結果は必ずしも内容を反映しているものではないです。多くの試合では攻撃的にプレーし、多くのプレスをみせたり、自分たちの思っているプレーを長い時間でしめせていました。」と前を向いており、改めて「でもそれが結果には結びついていない。今週末のアウェイ戦ではぜひ勝ち点3を獲得したいと思います」と意気込みをみせている。
  


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