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2021年10月12日

フリック新監督の下で飛躍続けるヴェルナー「彼のような信頼を求めていた」

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 今夏に行われたユーロ2020では、ハンガリー代表との痛み分けの際に1アシストを記録した以外、空振りに終わってしまっていたドイツ代表ティモ・ヴェルナー。当時のヨアヒム・レーヴ代表監督からは、16強イングランド戦のみ先発起用されていたが、しかし今回カタールW杯出場権を確保するまでの数ヶ月の間に、同選手の周囲には様々な変化が起こっている。

 この夏より就任したハンジ・フリック監督の下、かつてブンデスリーガで活躍をみせていた快速ストイラカーは、同氏指揮の試合すべてで先発出場しており、そのうち4試合で得点をマーク。チームにとって最多の得点源となってみせている。確かに先日のルーマニア代表戦と同様に、今回の北マケドニア戦でも前半は苦戦を強いられたが、「でもルーマニアの時のように、あれほど守りを固めるチームとの対戦は難しいものだよ」と、TV局RTLとのインタビューの中でコメント。その中で「失点をせずに済んだこと」の成果を強調した。

 前半では打開力の欠如や不運も相まって、ドイツ代表が放ったシュート8は全て空を切ることになるものの、それでもリズムを崩すことなく前進し続けた結果、「もはやゴールネットを揺らすのは時間の問題だったよ」とヴェルナー。それが実際に後半立ち上がりに、カイ・ハヴェルツの先制ゴールという形で現れている。

 その後ヴェルナーは2得点を決めて試合を決定づける役割を果たすのだが、それがここのところに浮上していた批判に対する答えになったかは、ヴェルナーにとって二の次の話だという。むしろ「監督から期待してもらえるということは、どの選手にもいえることだけど力になってくれるものなんだ」とヴェルナー。「僕にはそういう信頼感が必要だったし、彼はそれを全幅の信頼という形で与えてくれている」と語った。
 


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