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2021年10月18日

FIFAのW杯隔年開催案に、IOCが異例の批判

Germany
.ドイツ代表
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 ワールドカップの隔年開催を目指すFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、UEFAやCONMEBOLなど多くの反対の声について、ベネズエラのマドゥーロ大統領と会談した際「競技の威信というものは、大会開催の間隔によって左右されるものではない。もしそうならば、ワールドカップは40年ごとに開催する必要もあるかもしれない」とコメント。

 そんな南米訪問期間中の同氏の下へ、更なる批判の声が届けられた。IOCは異例の形で明確に、FIFAの計画に対して「懸念」を表明。全ての利害関係者による「より広範な協議」を求めている。IOCは理事会後の声明の中で、W杯隔年開催はテニス、自転車、ゴルフ、体操、陸上、F1など他競技にも影響を及ぼすと警告。「サッカー以外の競技の多様性と発展性を損なう」とともに、女子サッカー選手への心身に対する負担も懸念した。

 だがそれでも現状UEFA、CONMEBOLによる反対票だけでは、FIFA加盟国全体における投票でこのプロジェクトを阻止することは困難。そんな中で日曜日のタイムズ紙では妥協案として、UEFAが実施しているネイションズリーグを、世界規模で開催する可能性についても報じている。
 


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