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2022年04月26日

アントニオ・リュディガー、レアル・マドリードへの移籍間近

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 まだ何も確定にはなっていないが、しかしながらスペインで報道されている情報は、kickerが確認している情報とも一致するものだ。アントニオ・リュディガーは近日中、レアル・マドリードとの4年契約にサインする見通し。特に1年以上にわたってチェルシーの主力を務め、昨夏にはCL優勝をも達成したドイツ代表に対しては、今夏にフリーで獲得できることもあり数多くのクラブからの関心が伝えられていた。

 チェルシー側も当然ながら残留に努めていたものの、昨季序盤で指揮をとったフランク・ランパード監督の下で苦境に立たされた際に、クラブ首脳陣からこれといったサポートを得られなかったことは癒やされない傷として残った。ただそれがリュディガーの退団理由ではない。その後に就任したトゥヘル監督は、前任のパリSG時代から獲得に動くなど、互いに高く評価しあう密接な関係であり、また自身の子供が生まれたロンドンへの居心地のよさもあった。実際にただ最高金額のオファーを選択したわけではないことも、チェルシーへの愛着を示すものだろう。

 リュディガーはプレミアではチェルシーでプレーすることだけを望み、そしてチェルシーではプレーしないことを決めた。当初のチェルシーからのオファーに失望感をみせてはいたが、ただチェルシー側はそこでオファー内容の改善をはかりたかったものの、その時に襲ったのがロシアによるウクライナ侵攻である。これにより投資家のアブラヒモヴィッチ氏が英国政府から制裁を受け、その煽りをチェルシーも受けることに。確かに新たな買い手を模索してはいるものの、それでもリュディガーにとって待てる時間は過ぎてしまった。
 


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