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2016年10月26日

「何という強さ」ドルトムントがアトレチコに4得点で快勝

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 ここまでは、まさに完璧な展開だ。チャンピオンズリーグGL3試合で3連勝。ドルトムントはアトレチコに対しても4−0と快勝をおさめてみせたのだ。主将のマルコ・ロイスはコ「後半は苦しかったことを認めないと。最初の20分間はタフにディフェンスを行っていったよ。かなりプレッシャーをかけられていたね。それでも選手たちには賛辞を贈りたい。アトレチコから4点をとるなんて、並大抵のことじゃないんだ」とコメント。

さらに「僕たちは一体となってディフェンスを行っていた。ポゼッション時にも問題を抱えていたけど、でもボールをもってプレーすることで良いチャンスができるものだと思うし、そこから得点へと結びついていくものだよ」と言葉を続け、先制点をあげたアクセル・ヴィツェルと、3アシストを記録したアクラフ・ハキミ特に名前をあげて賞賛した。「特に彼らの精力的なプレーは見事なものだ」

 特にハキミに関しては、この日は総タッチ数95を記録、パス成功率85%を誇っており「アクラフはアウトサイドで非常に重要な存在だよ。ラインで常に動き回り、卓越したスピードも兼ね備えている。素晴らしいプレーをみせていたと思うね」とも述べている。


 一方で、守護神のロマン・ビュルキは「さっき携帯をみて、ずいぶんたくさんのメッセージをもらったよ。今の強さは何だ!という感じのことを書いてもらって、それはもちろん嬉しいことだけど、でもこういうことにチームはうまく対応できている。落ち着いていて、決しておごるようなことはないんだ。ただ確かに僕たちはとても良いサッカーをみせることができるチーム、それは間違いないけどね」と語り、「良い意味での自信をもって、途中から出場する選手も助けになろうと懸命に走ってプレーしている。相手も疲労があるし、そこでうまくチャンスを活かせている。それが今はとてもうまくいっているところだと思うんだ。」と評価。

 同様の見方は、セバスチャン・ケール氏も見せており、「こんなことは予想外さ。もちろんね。再び良いプレーをみせてくれたよ。今はチームはノっているし、多くのことがうまくハマって、ツキもあって、ポストなどにも助けられ、後半の苦しい展開でも持ちこたえていた。それからまた盛り返していたよ」と説明、「途中出場の選手たちが再び助けとなってくれたね。記憶している分ではアトレチコは、これほどの敗戦をしたのは2009年以来のことのはずだ。我々の状態はとてもいいということを示しているね」と語った。

 この日先発フル出場した、マリオ・ゲッツェは「アトレチコという卓越した守備力をもった素晴らしいチームを相手に、4−0と勝利を収めてピッチを後にできる。悪くはないよね」と笑顔を浮かべており、これで勝ち点を9に伸ばし、グループAでは単独首位に浮上したボルシア・ドルトムント。グループリーグ突破に向け、一直線に突き進んでいる。


 だが土曜午後には次の公式戦、ブンデスリーガ第9節が控えており、その相手は今季ここまで好調な戦いぶりをみせる、ヘルタ・ベルリンだ。かつて自身も指導していたルシアン・ファヴレ監督は「とても手強い相手だ」と警戒心を示しており。「彼らは良いチームだよ」とコメント。ミヒャエル・ツォルクSDも、ここまでのドルトムントの快進撃に「これほどまでのものは滅多にない」と語ったが、「しかし記念日を樹立するほどでもないし、大げさな賞賛では何も達成などできない」と冷静な対応をみせている。

 またアトレチコ戦で途中交代を余儀なくされていた、トーマス・デラニーの状態については、相手選手との対人戦によって左足のつま先に痛みがあったとのことで、大事にはいたっていないという。さらにアトレチコ戦を大腿筋の負傷により欠場したパコ・アルカセルについては、特に新しい情報が明かされることはなく、出場については試合の前までに決断が下されるようだ。
 


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