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2016年12月12日

シュテーガー監督、大迫を賞賛。トゥヘル監督にはチクリ

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試合の終盤まで、敵地ドルトムントで1−0とリードしていたFCケルン。しかし若いエズカンの不必要な退場から、土壇場での同点劇へと繋がってしまったが、それでもペーター・シュテーガー監督は「ここで勝ち点を得られるなど、誰も期待していなかったことだろう。とても嬉しいよ」と、喜びを見せた。

特に指揮官が賞賛した選手は二人だ。リッセの長期離脱に伴い、久々の出場となったパヴェル・オルコウスキについては、「彼は文句のつけどころのない取り組みをみせてきた選手。決して腐れることなく信じつづけて準備していたよ。誇りに思うし、彼も満足できるパフォーマンスができたのではないか。リズムに欠けているところはなかったし、すぐに良いプレーを見せていたね」と評価。

さらに大迫勇也については、シュテーガー監督が評価しているフレキシブルさをこの試合で発揮し、チームが試合中にシステムを変更する際には大迫もポジションを移動。開始時にはカウンターの起点となることで、3人目のFWルドネフスを起用し先制弾へと繋がり、そしてモデスト交代では中盤に下がって攻守のつなぎ目となり、ヴァイグルやカストロと対峙しただけでなく、少ないチャンスからもうまくボールをつないでドルトムントにプレッシャーをかけていた。

「勇也はとてもインテリジェントな選手だよ。彼は必要とされるところにちゃんとポジショニングしていて、そしてしっかりと仕事をしてくれている。時には攻守の間に立ってつなぎ役となり、正しい判断をなんども下していたよ。うちがあれだけのキープ率しかなく、相手陣営を脅かしていた要因となっていたのは、大迫勇也だ。」

その一方で、この試合で75%のキープ率を誇ったドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、以前にレヴァークーゼン戦でも苦言を呈していたように、今回もケルンのファウル数の多さについて指摘。

だがこれに対してシュテーガー監督は、「ドルトムントはうちより3倍もボールをもっていたにもかかわらず、ファウルの差は8”しか”なかったとも言えるさ。つまりは彼らの方が、むしろ頻繁にファウルで止めていたということになる」とチクリ。そして「ドルトムントにそういった戦いをさせたことを思うと、やはり結果はオーケーだと言えるよね」と反論を展開している。


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