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2017年05月03日

ドルトムント、香川真司と延長交渉へ

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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ケルン戦では最近みせていたパフォーマンスとは異なるものをみせてはしまったが、しかし香川真司の状態は上り調子となっており、スポーツディレクターを務めるミヒャエル・ツォルク氏はkickerに対して、日本代表MFとの契約延長交渉に臨む考えを示した。

週末の試合後では、普段は多くの日本人ジャーナリストに囲まれ取材に応じる香川だが、この日はあまり多くを語ろうとはしていない。

この日の試合スタッツに目を向けると、タッチ数35、対人戦勝率50%、パス成功率68%と、可もなく不可もなくといったところだったのだが、しかし試合においてあまり影響を与えるにはいたっておらず、トーマス・トゥヘル監督は65分に交代を告げている。

ただしこれまでドルトムントにおける在籍期間において、公式戦239試合の出場機会に対し181試合に出場、そのなかで54得点、43アシストとほぼ100点に絡んできたこの成績は立派な数字だ。

その香川はドルトムントとの契約を2018年まで残しており、このままならば今夏にも延長かそれとも売却かの選択を迫られることになる。そんな中、kickerに対してミヒャエル・ツォルク氏は、延長を目指して香川真司、そしてその代理人と務めるトーマス・クロート氏と、交渉に臨む考えをみとめた。

「これからどうなっていくのか、みてみよう。彼はしっかりとしたプレーをみせている。それは好感がもてることだ。シンジは調子を上げていっており、プレッシャーのかかる中でも、そのパフォーマンスを発揮してきたよ」

ただ1つのポイントとして、前任者のユルゲン・クロップ監督時代と比較すると、トーマス・トゥヘル監督下での香川真司のプレータイムには差がみられることがあげられるだろう。

出場可能な公式戦のうち、クロップ監督時代では実に8割に出場してきた同選手だが、トゥヘル監督時代では7割。さらにそのうち全出場時間と比較して、香川がクロップ監督下でプレーしたのは65%であるのに対して、トゥヘル監督下では52%にまで落ち込んでいる。

ただしこれは何も監督だけの問題ではなく、香川自身も思ったようなパフォーマンスを発揮できていなかったという側面もあるだろう。特に前半戦では、リーグ戦わずか5試合の先発出場にとどまり、わずか1アシストを記録。しかし後半戦から徐々に出場機会を得ていき、第24節で先発すると1アシストをマーク、それ以降出場したリーグ戦6試合は全て先発出場となっており、1得点3アシスト、この期間でのkicker採点平均は2.83と好成績をおさめた。


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