少なくともヨーロッパリーグ出場権を確保して年越しを。だがそのためには最低でも、あと勝ち点３は確保しておきたいというのがペーター・ボシュ監督の考えだ。「トッテナム戦では、どうしても勝利をおさめたい」そう語った指揮官は、さらに「勝利というものは自信へと繋がっていくものだしね」と言葉を続けた。

現在ドルトムントでは、リーグ戦最近５試合で１分４敗、最近の公式戦８試合であげた勝利は、３部マグデブルク相手におさめたＤＦＢポカール２回戦での試合のみという現状だ。「ドルトムントのような大きなクラブを率いていれば、勝利を収めることが求められる。それは理解しているよ」とボシュ監督。

いっぽうで、ユリアン・ヴァイグルは「本来できることができていない」自己批判を口にした上で、チームに対して「一丸となってトッテナム戦に立ち向かっていくこと」を要求。さらに週末には選手たちとの間で話し合いを行なったことも明かした。

「どうしても勝利を」そう宣言したボシュ監督。ヨーロッパリーグ出場権獲得に前進をとげること、そして週末に行われるシャルケとのレヴィアダービーにむけて自信を蓄積すること。そしてこの悪い流れを食い止めるということ。もしもそれができなければ、それはつまりボシュ監督にとって、非常に厳しい立場に置かれるということを意味しかねない。

ドルトムントの先発予想：ビュルキ – トルヤン, バルトラ, ザガドゥ, ゲレイロ – M.ゲッツェ, ヴァイグル, ダフード – ヤルモレンコ, オーバメヤン, フィリップ

トッテナムの先発予想：ロリス – サンチェス, ダイアー, フェルトンゲン – オーリエ, ウィンクス, デンベレ, D.ローズ – エリクセン, アリ – H.ケイン

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