2018年06月09日
マリオ・ゲッツェ、シュテーガー監督とグラルディオラ監督両氏を批判
今シーズン、所属するボルシア・ドルトムントと共に、辛い1年間を過ごすこととなったマリオ・ゲッツェ。その代償は、4年前に優勝を決定づけたワールドカップという舞台で、連覇をめざすドイツ代表メンバーから外れるという結果に現れた。
特に今シーズン、ゲッツェにとって辛い時期となったのが、ELザルツブルク戦後に当時のペーター・シュテーガー監督から、前半で交代を告げられただけでなく試合後には、公の場でゲッツェ個人に向け批判を展開したことだ。
DAZNによって発表されたドキュメントのなかで、ゲッツェは「あの状況は間違いなく正しいものではなかったし、僕個人が特にうまくできなかったということを吊し上げたものだ」とコメント。そして「あんなことになるなんて、監督が僕個人をあそこまで公で口撃するなんて、思いもしなかったことだ。あのやり方には、本当に失望したよ。特に公の場での発言というものは非常に難しいものがあるからね」と言葉を続けた。
もしもゲッツェ本人だけにその批判を向けていれば、ゲッツェにとって全く問題はないことだったのだが「あれは良いやり方ではないだろう。あんなのは僕は知りもしないし、経験したことさえないものだ」との考えを述べている。
4枚に渡って構成されたそのドキュメントにおいて、ゲッツェからの批判を受けた指揮官はペーター・シュテーガー監督だけに留まらない。バイエルン時代の指揮官、ペップ・グアルディオラ氏の名前も浮上した。サッカーの専門知識としては、「本当にとても豊かなものになった」ことは強調しながらも、それでも「何か彼は、人々や周囲の環境などにはあまりめをくれず、自分のなかで作ったカテゴリーで考えてしまっているように思う。相手の気持ちをそこまで深く考えると言う印象は特に受けなかった。ワールドクラスの監督というものは、おそらくはそういった部分も1つの要因となることだろうし、スポーツ選手も一人の人間なのだから、(専門的な知識だけでなく)そういった部分の両方が必要となってくるものだよね」と語っている。
なお2016年夏には、そのグアルディオラ監督とともに、マリオ・ゲッツェもバイエルン・ミュンヘンを退団。グアルディオラ監督はバルサ時代の盟友がいるマンチェスター・シティへ、そしてゲッツェは古巣ボルシア・ドルトムントへと向かった。だがそこでゲッツェは代謝異常をきたして長期離脱。ゲッツェはフィジカル的に取り組みすぎたと振り返っており、「今となれば体をしっかり休ませるべきだったと思う」と語ったゲッツェは、「あのときは苛立ちを感じたものさ。骨とか靭帯とかならまた回復を待てばいい。でもそうではないことで理解し、消化して取り組んでいくということは1番のチャレンジだったよ」
そして今のゲッツェは、ドイツ代表落選のショックから立ち直り、そしてこれから来シーズンに向けて、今度はルシアン・ファヴレ新監督の下でドルトムント、そしてドイツ代表でもその輝きを再び取り戻せるよう復活を期して取り組んでいく。
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