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2018年09月25日

マルコ・ロイス「不思議なことに退場者が出てから良くなった」

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 確かにルシアン・ファヴレ監督就任後、ここまで続いている公式戦無敗記録は、今回のホッフェンハイム戦でも継続することはできた。ここまでリーグ戦4試合を経過して勝ち点は8、上位争いに加わっており、さらにドイツ杯では2回戦進出。CLでも勝ち点3でのスタートに成功している。

 だがその一方で今回のホッフェンハイム戦でも、試合の結果と、そしてその内容との差に大きな開きが見られるパフォーマンスを露呈することとなった。確かに守備面では安定感がみられ、メンタリティについても「僕たちは決して諦めることなく逆転を目指した。」と、クリスチャン・プリシッチが評したように、数的不利にも関わらずむしろドルトムントはパフォーマンスが向上し同点へともつれ込ませることに成功した。「今後はもっと早くからそうならないと。勝利を収めたかったのに」

 ただそのアブドゥ・ディアロの退場については、主将のマルコ・ロイスは「あれは退場ではない。それは明らかだ」と反論。そもそも相手FWクラマリッチがボールに追いつけた可能性は低く、ディアロが最後のDFとはいえ決定機をファウルで止めたとまでは言い難い。「それにディアロはボールに対してプレーし、お互いに腕を取り合っていたんだ」そしてロイスの批判の矛先は、主審のオスマース審判員ではなく、むしろケルンのビデオ判定審判員へと向けられている。

 しかしながらむしろ、ビデオ判定審判員の介入がなかったことの方が功を奏したのかもしれない。「奇妙なことに、退場者が出てから、もっとサッカーができるようになったね」とロイス。その結果ロイスのアシストによる、クリスチャン・プリシッチの同点ゴールにより勝ち点1を確保した。「勝利はおさめたかったけど、でも最終的にみればこれもよかったさ」


 なおこの試合でルシアン・ファヴレ監督は、今夏にフランクフルトから加入したマリウス・ヴォルフをトップの位置で先発として起用。しかしながらロイスやフィリップと同様に、力を発揮できるポジションは別のところにあるヴォルフもまた精彩を欠いて途中交代を告げられており、今節では筋肉系の問題を抱えるパコ・アルカセルの復帰が期待されているところだ。

ドルトムントの先発予想:ビュルキ – ピシュチェク, アカンジ, ザガドゥ, シュメルツァ – ヴィツェル – ダフード, デラニー – C.プリシッチ, ロイス – アルカセル
 


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