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2018年10月26日

ドルトムント、バス襲撃犯に2万7千ユーロを請求

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 2017年4月11日、ボルシア・ドルトムントの一行がチャンピオンズリーグ16強第2戦、ASモナコとの戦いに向けてスタジアムへチームバスを進めたそのまもなく、複数の爆発物による襲撃事件が発生。この爆発により警察官1人が負傷、さらにバスに乗っていたマーク・バルトラが右手の骨折と、腕に入った破片の除去のために病院にて手術を受けており、事件から10日後になってロインデンシュタット出身のセルゲイ・W被告が拘束された。

 今回の事件は株の急落を目的とした金銭目的の犯行であり、4月はじめに数万ユーロを借り入れしていた同被告は、事件が起こる二日前から、同じホテルに宿泊。そして事件当日の4月11日に15000枚のプット・オプション(売り付け選択権)を購入し、6月17日までは指定価格で売却可能となる権利を取得していた。これにより50万ユーロ以上の利益を得ていた可能性があるという。

 ドルトムントの陪審裁判所にて行われた初公判では、 セルゲイ・W被告「自分がとった行動について、深く後悔している」と述べ、今回の爆発物が「人に危害を与えるものではないと思っていた」と、殺人の意図がなかったことを主張。

 さらに大衆紙ビルトが25日夜に報じたところでは、ボルシア・ドルトムントの弁護士がその際に「マーク・バルトラに対して、慰謝料として1万5千ユーロを。さらにバスの損害賠償として1万2千ユーロを請求しており、この総額2万7千ユーロについてすでに本人が受け入れました」と発言。ただし記事では、セルゲイ・W氏の支払い能力について疑問を投げかける形で記事を締めくくっている。
 


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