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2018年10月05日

シャヒンがゲッツェを擁護「第一印象で感動した4人の一人」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 マリオ・ゲッツェが初めてボルシア・ドルトムントのトップチームの練習に参加したのは、今から10年も前にまで遡ることになる。だがその時について、長年ドルトムントでプレーしたヌリ・シャヒンは、いまだ克明に記憶に刻まれていることをEurosportとのインタビューのなかで明かした。「あのとき僕はユルゲン・クロップ監督と共に、4vs4のミニゲームを見ていたんだけど、そこで彼は対人戦には特に臨むことなく、それでいてボールを全く失うことのないままプレーし、そしてプレーしていたチームは常に勝利をおさめていたんだ」

これまでシャヒンはドルトムントのほか、レアル・マドリードやリヴァプールなどでもプレーしているが、「その時、監督に”なんですか、あれ?あんなの、見たこともないです”って口にしていたよ。そんなことはこれまでのキャリアの中で4人しか感じたことがない。ゲッツェ、ロイス、ディ・マリア、そしてマルセロだ。」と言葉を続けている。

 そのゲッツェはドイツ代表選手にまで飛躍を遂げ、そしてバイエルン・ミュンヘンへと移籍。2014年にはワールドカップ優勝を決定づける劇的なゴールをもマークした。「でもそれから彼のことについて、あまりに極端に議論がなされるようになったと思う。あまりにも明確に白黒をはっきりさせようとしているんだ」とシャヒン。「それはアンフェアーだというものだろう」

 シャヒンが最初に目にしたあの日から10年、26才となったゲッツェは今季ドルトムントでは思うような出場機会を得られない日々を過ごしており、世間ではゲッツェの名前が出てこない日々は滅多にない。だがブンデス史上最年少デビューの記録をもつシャヒンは、ゲッツェの復活を信じながらもそういった状況が与える影響についても指摘。

 さらにサッカー解説者に対して「自分たちもキャリアを積んで来た経験があるのだから、このことがどういう意味をもつのかを口にする必要があると思うよ。にもかかわらず、むしろそれに乗っかるというのは理解に苦しむというものだね」と批判を展開した。
 


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