ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2018年10月21日

快勝にも主将ロイスは「戦術面に課題」指摘、アルカセルは大腿筋を負傷

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 「とても良い立ち上がりをみせた、後半ではシュトゥットガルトが良いプレーをみせていたし、問題を抱えることになったよ。ただ最終的には試合をコントロールしていたし、多くの得点を決めることができた。総じて見て、勝利にふさわしい内容だったさ」

 シュトゥットガルト戦で勝利をおさめたルシアン・ファヴレ監督は、この試合のついてそう総括した。ドルトムントは新監督の下で再起をはかるシュトゥットガルトを相手に、開始25分に立て続けに得点を重ねて3−0とすることに成功。

 マルコ・ロイスは「前半に関しては満足できる、僕たちは素早くオフェンスを展開していたし、ボールをうまく回していた。ただ後半ではそうでもなかったけどね」と振り返り、快勝を収めた試合の中からも課題を指摘した。

 「シュトゥットガルトはシステムを変更して、うまく試合をつかめかなったよ。戦術面については、まだいくつか課題はある。でもいまは自分たちを省みるだけでなく、楽しみも享受していかないとね。」

 主将のその指摘に、ファヴレ監督は「ロイスは正しい。ポジティブな部分もしっかり享受していかないと。前半に関してはうまくプレスをかけることができていたし、ボールをうまく奪うことができていた」と同調。

 「シュトゥットガルトはシステムを5−3−2へ、そして3−4−3に変更していたね。最後を3バックにしたことで、がらりと変わったよ。うまくプレスを仕掛けられずに、そこまで素晴らしいプレーはできなくなっていた」と言葉を続けている。


 その後半で追加点を決めたのが、ここまで無得点が続いていたマキシミリアン・フィリップだった。選手同選手は「ここまでの不調は、これまでに経験したことのないものだったよ。自分が求めていたものでも、昨シーズンに僕が見せていたものでもなかった」と語っていたのだが、「大きな肩の荷がおりたという感じだよ。フォワードとしては、得点で評価されるものだからね。」と安堵の表情。

 しかしながら、そのフィリップとハーフタイムで交代したパコ・アルカセルについては、ファヴレ監督は「大腿筋に少し問題を抱えているんだ。交代することは、彼のためを思ってのことだよ」と明かしており、数日後に控える「試合の出場については、まだなんともいえない。」とコメント。

 またその相手、アトレチコについては、「今回とは全く異なる戦いになる。4−4−2システムのなかで、彼らはとてもコンパクトに構えてプレーするよ。こと若手選手に関しては、成熟さが問われる戦いになるだろうね。しかし最近みせている自信、スピード、そして安定感を示すことができれば、それなりにやれるのではないか。ただ蓋を開けて見て、という感じにはなるけどね」との考えを示した。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報