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2018年11月27日

シュトゥットガルトから関心も、香川真司「スペインへ行きたい」

VfB Stuttgart
VfBシュツットガルト
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 今シーズンはここまでリーグ戦12試合連続無敗と、飛ぶ鳥を落とす勢いにあるボルシア・ドルトムントのなかで、ここまで構想外の状況が続いている香川真司。だがそんななか日本のメディア日刊スポーツとのインタビューに対し、「チームからのメッセージだと思っている。今は新たなチャレンジ、スペインにモチベーションを費やすしかない。失うものはないし、必ず次のステージでも輝く自信がある」と、スペインへの移籍希望を明かした。

 この夏にもスペインのセビージャ移籍が迫っているとも伝えられていた同選手。最終的にはドルトムント残留となったのだが、その一方で所属するドルトムントではファヴレ新体制で再建をはかり、ウィングのラファエル・ヴォルフを獲得し、レンタルから復帰した同じくウィングのブルーン・ラーセンを保持。加えてジェイドン・サンチョの台頭など、ウィングでの定位置争いの激化と世代交代が進んだ上、主将ロイスのトップ下へのポジションチェンジも合間って、今はゲッツェに次ぐトップ下3番目の位置に甘んじているところだ。

 しかしそれでも「ドルトムント、マンチェスターUでやってきたキャリアを信じれば、どの国であっても恐れるものはない」と香川。スペイン語の勉強もしているとのことで「中学、高校とも(FCみやぎ)バルセロナと名がつくチームでプレーしてきたし、スペインからは多くのインスピレーションをもらった。自分のスタイルが合うと第一に感じた国でもあった。長い間、待ったチャンスを逃したくない」とコメント。

 29才で憧れの舞台へとブンデスから羽ばたいていった選手としては、もう一人のシンジ、岡崎慎司を挙げることができる。マインツからプレミアリーグ、レスター・シティへと移籍した同選手は、そこでプレミアリーグ制覇を主力として達成。まさに夢を最高の形で実現させた模範例だといえるだろう。その岡崎の古巣、ブンデスのシュトゥットガルトからの関心も伝えられたが、「この2、3年、常にスペインに行くにはどうすればいいのか考えていた。スペインに行かずに、サッカー選手を終えることはできない。必ず成し遂げたい」と香川。今度は自身が、スペインの舞台でその夢を掴む番だ。


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