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2018年12月05日

ドルトムント、今度はサンチョ獲得にバルセロナが乗り出す?

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 今シーズンは開幕から13試合が経過し、いまだ無敗。王者バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差を9にまで広げ、ブンデスリーガ首位を快走するボルシア・ドルトムント。その飛躍の裏では、他クラブから選手たちへ熱視線が寄せられている模様で、先日はイングランドのメディアよりFCチェルシーからのクリスチャン・プリシッチに対するオファーの噂も浮上したばかりだ。

 そしてさらに今度はドルトムントの地元紙デア・ヴェステンが、スペインメディアのドン・バロンからの引用として伝えたところによれば、FCバルセロナがジェイドン・サンチョ獲得に関心を抱いており、すでにリオネル・メッシからのゴーサインが出され、移籍金額として1億2000万ユーロを用意しているという。そしてその金額は、皮肉なことにドルトムントからバルセロナへと移籍した、ウスマン・デンベレの売却を資金とし、その後釜とバルセロナは考えているようだ。

 確かにドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、先日にドルトムントのファンに対して、サンチョの契約には例外条項が含まれていないことを明かしており、ミヒャエル・ツォルクSDは「彼ほどの選手であれば問い合わせもくることだろうが、ただ私は彼はここで長くプレーしていくと思うよ」とコメント。

 だがそれでもデア・ヴェステン紙は、プレミアリーグの半数以上からの関心も寄せられる若きイングランド代表については、ドルトムントにとっても心が揺らがざるを得ない金額はあるとも指摘。確かにドルトムントのウィングでは、サンチョやブルーン・ラーセンをはじめ、前述のプリシッチ、そして今夏加入のヴォルフも控えている。

 ただこれだけの快進撃を続け、来年以降もチャンピオンズリーグでの戦いが控えているボルシア・ドルトムントが、果たしてこのタイミングでここまで4得点8アシストをマークしている期待のウィンガーを手放し、それから穴埋めを行っていくことへのメリットとリスクの大きさはいかほどのものか。金額次第では、ドルトムントはその判断を迫られることにはなるだろう。
 


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