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2019年01月06日

タイトルを置き土産に、チームを後にしたいプリシッチ

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 力強いプレー、推進力や打開力。17歳の時にペンシルベニア州からドルトムントへと渡ったアメリカンボーイは、これまでの3年間でブンデスリーガの舞台で輝きを解き放つ存在にまで飛躍を遂げた。ただファンたちがそんなクリスチャン・プリシッチの移籍を温かな目で見送るのは、そういった成長や、6400万ユーロにまで上った高額な移籍金だけが理由ではない。

 今シーズンはジェイドン・サンチョ、ラファエル・ゲレイロ、ヤコブ・ブルーン・ラーセンら、同じ若手の後塵を拝する格好となっており、前半戦での先発はわずか5試合(途中出場4試合)。そのなかで1得点2アシストと可もなく不可もなくという結果を残しているところだ。

 ただ今回で移籍が確定したことにより、プリシッチは「気持ちの面では、少しすっきりしたところがある」と明かし、「正しいやり方を踏むことが重要だった。これから半年、ドルトムントでこのままプレーしていくことが楽しみだよ。ただ終わりの時を待つのではなく、いいパフォーマンスをしっかりとみせていきたい」と意気込みを見せた。

 プリシッチとしてはあくまで、主力選手の一人という立場でチームを後にしたいと考えており、できることならばタイトルを置き土産にしていきたいところ。そのチャンスはあると同選手はみており、「今は首位に立つにふさわしいパフォーマンスをみせている。素晴らしい半年間だった」と述べ、「僕たちには野心があるし、特別なシーズンにしたい。何かを達成できるというフィーリングはこのクラブには感じられる」と言葉を続けている。
 


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