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2019年01月08日

香川が移籍希望のスペインでテストマッチ、宇佐美と日本人対決

Düsseldorf
フォルトゥナ・デュッセルドルフ
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 今シーズンのリーグ戦でボルシア・ドルトムントは、昇格組フォルトゥナ・デュッセルドルフを相手に唯一の敗戦を喫しているのだが、月曜日には冬季キャンプ地であるスペイン・マルベリャにてテストマッチで対戦。終了間際のシュメルツァによる決勝弾の末に、ドルトムントがリベンジを果たした。

 この試合でドルトムントはユースチームからピーパー、そしてラシュルの2選手を先発として起用。主将マルコ・ロイスは、軽い胃腸炎のために出場を見合わせた。その一方でデュッセルドルフでは、脳震盪により長期離脱を余儀なくされていたアンドレ・ホフマンが実戦復帰。また元ドルトムントで昨季2部得点王のマルヴィン・ドゥクシュも先発出場している。

 試合は開始からデュッセルドルフが積極的な試合展開をみせ、惜しくもオフサイドとなってしまったが、前半12分にはラマンがあわや先制ゴールという場面をみせ、その3分後にはギーセルマンのセンタリングを受けたシュテーガー決めて先制。一方で試合を支配していたドルトムントは、前半31分にピシュチェク、ゲレイロと繋いだボールを最後はフィリップが決め同点に、その4分後には今度は距離のあるところからねじ込んでリードを奪い前半は終了した。

 後半からはスペインへの移籍希望を公言している香川真司が、スペイン・マルベルアのピッチに立ち、一方でデュッセルドルフからも宇佐美貴史が出場。日本人対決の45分間となった。そして再びデュッセルドルフは開始早々にヘニングスがFKから惜しい場面をみせ、67分には宇佐美貴史からのCKからカミンスキが押し込んで同点に。一方で香川真司も後半78分にサンチョへGKとの1vs1を演出するも相手GKレンジングに阻まれ、85分には再びサンチョがFKからゴールを狙うも惜しくも外れてしまう。

 しかし試合終了間際となった90分に、ゴメスのセンタリングからゴール前に詰めてきたシュメルツァが決勝弾。それと同時に試合終了の笛の音がピッチに響き渡った。デュッセルドルフのフンケル監督は「開始25分までは素晴らしかった。それから10分間はあまりに受け身に構えてしまい、そこを相手に突かれてしまった」とコメント。「ただ前後半ともに、総じて選手たちがみせてくれたパフォーマンスには満足している」と述べ、一方のドルトムントのファヴレ監督は「勝利にふさわしかった。前後半ともにうちが上回っていたしね。オフェンシブにプレーすることを意識し、そして高いポゼッションのなかで、多くの得点チャンスを作り出していたよ」と評価した。
 

【得点】
0−1:シュテーガー(15分、ギーセルマン)
1−1:フィリップ(31分、ゲレイロ)
2−1:フィリップ(35分、)
2−2:カミンスキ(67分、)
3−2:シュメルツァ(90分、ゴメス)


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