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2019年01月10日

ドルトムントバス襲撃:被告側が14年の判決受け入れへ

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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  昨年4月11日にボルシア・ドルトムントのチームバスを爆発物で襲撃し、 11ヶ月におよんだ公判の末、殺人未遂罪など26の案件に対して昨年11月に14年の自由刑が言い渡されていたセルゲイ.W被告。

 もともと弁護側は10年を、検察側は終身刑を要求しており、前回の公判後では共に異議申し立てを行なっていたのだが、水曜日にはこの判決を受け入れることを判断したことが弁護側より発表。ただし検察側も取り下げるかはまだ不透明であるために、判決は確定とはなっていない。

 検察側は殺意をもっての行動として終身刑を要求しており、一方でロシア生まれのドイツ人セルゲイ.W被告はこれを否定、あくまで不安感を煽り株の暴落によって利益を得ることが目的だったと主張して争点となっていた。

 当時の南ドイツ新聞によれば、連邦刑事局では操作の結果、株の急落を目的とした金銭目的の犯行と断定。4月はじめに数万ユーロを借り入れしていた同容疑者は、事件が起こる二日前から、同じホテルに宿泊。そして事件当日の4月11日に15000枚のプット・オプション(売り付け選択権)を購入し、6月17日までは指定価格で売却可能となる権利を取得している。

 この爆発により警察官1人、そしてバスに乗っていたマーク・バルトラが右手の骨折と、腕に入った破片の除去のために病院にて手術を受けており、当時現役選手だったロマン・ヴァイデンフェラーは「この事件が僕の人生を変えた」とまで振り返った。 
  


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