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2019年01月14日

ドルトムントのヴォルフ、新境地開拓で役割を得られるか

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 昨夏にドイツ杯を制したアイントラハト・フランクフルトから、ボルシア・ドルトムントへと移籍したマリウス・ヴォルフ。1.FCニュルンベルクで育成され、1860ミュンヘン、ハノーファーとわたり、昨シーズンに遂にブンデス1部での定位置確保に成功した同選手だったのだが、しかしながら今季は再びリーグ戦5試合のみの出場と、役割を得られない日々が続いている。

 現在チームがリーグ戦首位を走る好調なシーズンを過ごすなかで、ヴォルフが主戦場とするウィングではジェイドン・サンチョがブレイク。レンタルから復帰したブルーン・ラーセンや、クリスチャン・プリシッチらが控えており、テクニック面では見劣りするヴォルフは苦戦を強いられているところだ。

 そんななか、先日行われたテストマッチにてルシアン・ファヴレ監督は、そのヴォルフを右サイドバックとして起用。「いろいろ試しているんだ」と明かした指揮官は、「ヴィレムII戦ではよくなってくれた。プレー可能だと前向きに捉えている」と説明。特に他のウィング選手にはない力強さは、このポジション向きの要素だとはいえるだろう。

 フランクフルト時代ではCMFとしてもプレーしたヴォルフ。現時点では右サイドバックではベテランのウカシュ・ピシュチェク、そして左サイドもこなすアクラフ・ハキミが控えている厳しい状況ではあるが、同じく左サイドのラファエル・ゲレイロもまた、ウィング、MF、そしてSBとポリバレントさを活かして徐々に出場機会を増してきており、ヴォルフとしても逆サイドでこの流れに続きたい。
 


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