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2019年01月30日

ドルトムントの元主将に浴びせられる、一部ファンからの心無いブーイング

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 2005年からおよそ14年に渡ったボルシア・ドルトムントでプレーし、ドイツ代表として16試合に出場するまでに飛躍。現在プロ選手部門担当を務めるセバスチャン・ケール氏の後任として主将まで務めたマルセル・シュメルツァは、次節のフランクフルト戦にて、節目となるブンデス1部250試合目の出場を迎えることになる。だがその功労者に対し、一部ファンからは非難の声があがっており、加えてその理由は理解に苦しむものだ。

 確かにその数は決して多いものではない、前節のヴェルダー・ブレーメン戦にて、ウカシュ・ピシュチェクと交代でシュメルツァが投入された際には、ブーイングの声があがっていた。多くのドルトムントファンはこのことについて、決してよしとは思っておらずシュメルツァを擁護しているのだが、果たして彼らがブーイングを浴びせた理由とは一体なんなのか?

 そこに関係するのが、トーマス・トゥヘル監督の退任だ。2017年のドイツ杯優勝後に、当時主将を務めていたマルセル・シュメルツァは、ヌリ・シャヒンについて擁護する発言を行なっており、最終的にトゥヘル監督解任に至ったという『致命的な損害を与えた』張本人であるとみられているのだ。

 その後のトゥヘル監督解任後のシーズンでは、ペーター・ボシュ監督、そしてペーター・シュテーガー監督が1年間で就任するなど激動のシーズンを過ごすことになり、シュメルツァ自身も負傷によって低調な結果に。さらに主将として、週をおう度に、説明にならないことへの説明におわれる日々を過ごした。

 そしてシュメルツァは昨夏に主将の座をロイスへと譲り、プレーに専念することを決断。それが功を奏してか、再び輝きを取り戻したシュメルツァは、ルシアン・ファヴレ新監督の下で主力としてプレー。ここまでkicker採点3.5と及第点のパフォーマンスをみせているが、しかし元主将に対して一部のファンから心無いブーイングが浴びせられている。
 


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