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2019年04月14日

辛勝に不満も、マルコ・ロイス「ただ優勝をするためには・・・」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 前半の45分が経過した頃には、ドルトムントは順調に勝利へとあゆみを進めているように見えたことだろう。TV局スカイとのインタビューに対して、マルコ・ロイスは「前半は全くもって問題のないものだった」とコメント。前節ではバイエルンとの頂上決戦において、0−5と惨敗で返り討ちにあっていただけに「僕たちとしては、今回の試合で示さなくてはならないものがあるとわかって臨んだんだ」と、ロイスは語った。

 そして今回ホームで迎え撃ったマインツはあまりにも受け身にかまえており、少し運も味方する形でジェイドン・サンチョが2得点をマーク。しかし後半から「僕たちはサッカーができなくなってしまっていた」とロイスが振り返ったように、入れ替えを行ったマインツへ対応がままならず、「あまりにも悪いものだった」とロイス。特に自身も含めてオフェンス陣がなかなかうまくいかず、さらに「マインツがもう崩れていた」ことから、「僕たちは対人戦にしっかり入れなくなっていた」と振り返っている。

 そのうちマインツはクアイソンのゴールにより1−2と詰め寄り、幾度となくドルトムントのゴールへと襲いかかったが、しかしそこには「マン・オブ・ザ・マッチ」のロマン・ビュルキが立ちはだかり、後半87分にはゴールライン上でセービング。試合後にマインツのサンドロ・シュヴァルツ監督は、同点としてきれなかったことに悔しさを滲ませていた。「ホーム戦でビュルキがマン・オブ・ザ・マッチとなる活躍を見せることは、プラン外だったよ」とロイス。本来ならばその場面の数分前に、サンチョのお膳立てからロイスは3−0とする絶好機を迎えていたのだが、しかしらしくないプレーで決めきれずに試合は最後までわからに展開となっている。

 ただ今回の辛勝の末にこれによりドルトムントは暫定ながら、バイエルンを交わして首位に立つこととなったが、ロイスはむしろ「リーグ制覇を成し遂げたければ、力の限りを尽くし、そしてこういった試合でも勝利を収めることだ」との考えを示しており、「きっとリーグ戦は最後までもつれ込むことになる。どのチームに対しても難しいということは見て取れているはずだ」と指摘。次節にはバイエルンから痛み分けを演じたSCフライブルクが控えているところであり、「もしもバイエルンが勝ち点を取りこぼすようなことがあった場合に、僕たちはそこできっちり突け込めるようにしておかなくてはならないんだ」と語った。
 


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