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2019年04月15日

定位置失うもチームを鼓舞し続けるドルトムント元主将、マルセル・シュメルツァ

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 昨シーズン限りでドルトムントの主将から外れたマルセル・シュメルツァにとって、ファヴレ新監督の下で心機一転、再スタートを切った今シーズンだったが、しかしながらその思惑とは裏腹に厳しいシーズンを過ごすこととなった。最後にピッチにたったのは1月26日のハノーファー戦での終盤からのものあり、元ドイツ代表SBは公式戦わずか11試合のみの出場となっている。

 週末に行われた1.FSVマインツ戦でも、最後までプレーすることはなくチームメイトらと共にウォーミングアップを行っていただが、しかしながらチームがマインツに押されて同点の危機へと瀕すると、ファンを鼓舞して良いプレーに対しては大いに盛り上がるよう先導しており、その窮地を好パフォーマンスで救った守護神ロマン・ビュルキは「彼はチームのために常に全力で、言葉でサポートしてくれている。まさに模範的選手であり、チームのために全力を尽くす用意を決して怠ることはない」と賞賛。

 そういった姿は先日のヘルタ・ベルリン戦でも見られており、相手主将ヴェダド・イビセヴィッチが、ロマン・ビュルキに対してボールを投げつけた際に真っ先に駆けつけたのがシュメルツァであり、そして今回の試合でも試合終了の笛と同時にビュルキの下へと最初に来たのも、ピッチ脇で間近でその奮闘を見舞り続けていたシュメルツァだった。「彼から祝福の言葉をもらったと同時に、みんな決して良い試合ができたとは思ってはいないけど、それでも僕たちはこの勝利を喜ばないといけないんだ」と声をかけられたことを明かしている。
 


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