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2019年04月20日

ドルトムントが抱える課題、セットプレー対策は?

SC Freiburg
SCフライブルク
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 今シーズンはここまで通算36失点を喫している、ボルシア・ドルトムント。そのうちおよそ半数にあたる15失点は、セットプレーから生まれてしまったものだ。この数は今季のブンデス全体でみてみた場合、最下位ハノーファーの21を筆頭に、フライブルク(19)、レヴァークーゼン(18)に続く、4番目の多さとなっている。なお最少失点はグラードバッハの6で、バイエルンとライプツィヒがそれぞれ8失点で続く。

 ちなみに内訳はフリーキックから生まれたものが5失点と最多、コーナーキックからは4失点、スローイングやPKからはそれぞれ3失点ずつ許しているところ。「これには苛立ちを感じるものさ」と、ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDはコメント。「セットプレーに際しては、あまりに受け身に構えるところがしばしば見られる」との見方も示しており、「もっとうまく、クレバーに対応していかなくては。失点を容易に許してしまうところがあるよ」と言葉を続けた。

 ただファヴレ監督はゾーンディフェンスの継続を強調しており、「今のクラブシーンでは99%は全員で守るものだ。欧州のクラブならどこでもそうだと言えるだろう。マンツーマンをやっているチームは、いまや世界にもないのではないか」とコメント。ただ改善に向け「空中戦ではただ読むのではなく対人戦にしっかりと臨まなくては」との考えを示している。


 一方で対するSCフライブルクにとっては、他チームの結果次第では今回の試合で1部残留を確定させるチャンスもあり、「それでも我々は自分たちに集中するよ」とクリスチャン・シュトライヒ監督は強調。「ただ今回の試合でドルトムント向きの試合展開となっては終わりだからね、そうならないように願うし、それであれば勝ち点を得られるチャンスもあるさ」と言葉を続けた。

 また今季は多くの負傷離脱に苦しめられることとなったが「チームはうまくやってくれたとはいえ、継続性という部分ではなかなか取り組めなかったね」とも指摘。それでも負傷の影響で若手シュロッターベック兄弟には先発のチャンスが巡ってきたこともあり、「とてもよくやってくれた」と指揮官は評価。今回のドルトムント戦でも起用の可能性があることを示唆している。
 


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