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2019年04月26日

不振の宿敵シャルケとのレヴィアダービーを警戒する、ファヴレ監督とデラニー

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 ドイツにおいて最も大きな盛り上がりをみせるダービー、ボルシア・ドルトムントとFCシャルケ04の『レヴァア・ダービー』を二日後に控えた木曜午後、ドルトムントのルシアン・ファヴレ監督は、最近の公式戦13試合でわずか1勝の宿敵に対して、あくまで最近の試合でも「私の目には、彼らから非常に危険さが感じられた」とコメント。特にカウンターやセットプレーに対して警鐘を鳴らした。

 「シャルケには確かなクオリティが備わっているんだ」と指揮官。特にチャンピオンズリーグ16強では、マンチェスター・シティを相手に2−3と接戦を演じて見せており、「マンCを相手にリードも奪った。これが事実ではないかね?」と言葉を続けている。

 これにはトーマス・デラニーも同調しており、「順位表でどこにいるかというのは、大した意味はなさないよ」と強調。前節にドルトムントが4−0で勝利し、シャルケが2−5でホッフェンハイムに完敗を喫したが、「それで今回9−2になるわけではない。難しい試合になると思うね」との見方を示した。

 「ただこういう試合は好きだよ。クールだね」とデラニー。その言葉通り、初めて臨んだ前半戦でのレヴィアダービーでは、さっそく得点をマークする活躍も披露。今回もその再現がなるだろうか?「それは、悪くないね」そう笑顔をみせたデンマーク代表MFは、さらにリーグ優勝について「自力優勝は消滅しているし、これからの全ての試合に勝利していかないと。」とデラニー。「バイエルンは今は調子がいいしね」

 指揮官もこれと同様の考えを抱いており、リーグ優勝を争う相手より、宿敵のチーム状況より、自らのチームに集中していきたいところだ。なおこの試合ではダン=アクセル・ザガドゥが膝の負傷のために欠場。ウカシュ・ピシュチェクも「本当にギリギリだよ」とファヴレ監督。さらに足首に問題を抱えるマリウス・ヴォルフについても今週は練習参加を果たせず、守備陣の起用に頭を悩ませている。「明日、何が現実的なのかみてみることになるさ」


 ただドイツサッカー連盟が発表した今節の主審が記載されたリストは、ドルトムントにとっては良い兆しが見て取れるといえるかもしれない。これまでフェリックス・ツヴァイヤー氏がレヴィアダービーをさばいた試合は4度ありいずれも無敗。そしてそのうち3度はドルトムントにとっては良い記憶がのこされている。

 4年前はドルトムントが3−0と快勝した試合で好ジャッジをみせ、3年前はソクラテスを退場にせず、そのソクラテスの2分後のPKも見逃され痛み分けに終わり、2年前も1−1と痛み分けとなったが、その試合のロスタイムで、バルトラのハンドを見逃したということがあった。
 


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