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2019年04月28日

敗戦に「優勝を逃した」とファヴレ監督。PKには「腕を切れと言うのか」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 対戦前には勝ち点差42をもつけていた宿敵シャルケに対して、ホームで2−4と敗戦を喫してしまったボルシア・ドルトムント。これはリーグ優勝争いに致命的か?との問いにルシアン・ファヴレ監督は「確かに、そうだね」と認める発言を行った。

 その前にもファヴレ監督は、試合後に「今回のようなことは味わったことのないものだ。消化するにはあまりに困難なものだよ」と吐露。ドルトムントの選手たちは、緊張の糸が切れ、さらに2人もの退場者を出す結果となり、これはドルトムントでのクラブ史上初となるオマケつきとなってしまった。「これは避けなくてはならないものだよ」と、マルコ・ロイス(60分)とマリウス・ヴォルフ(65分)の退場劇について指摘。ただ「今日は決して主審がいい仕事をしていたというわけでもなかったがね」と言葉を続けている。

 特に「立ち上がりは非常によかったし、素晴らしい得点が決まった」と指揮官が語ったように、ドルトムントは序盤で優勢に進めながらも、ドルトムントはハンドによりPK献上。このことについて、ファヴレ監督は怒りをあらわにしており、ルール自体に対して厳しい批判を展開した。


 「笑えるね。これはここ数年のサッカー界の中でも大事件ものだよ。選手たちの腕を切り落とさなくてはならないくらいさ。相手は腕を狙って蹴ってくるだろうからね。しかし腕はバランスをとるために使われるんだ!腕は必要なものなんだよ。サッカーは1つの醜態をさらしているといえるだろう。誰が考えたのか教えて欲しいものだ。サッカーは実にばかばかしいものだよ」

 さらにファヴレ監督を苛立たせたものが、そのユリアン・ヴァイグルがブレール・エムボロのシュートを至近距離で受けた上に、その2分前にジェイドン・サンチョがシャルケのファンからライターを「頭部に受けて」本来のポジションにいなかったことにもある。「今日はあまりにもいろんなことがあったよ」

 だが主審を務めたフェリックス・ツヴァイヤー審判員は、「腕は肩の高さまで上げられていましたし、あれは自分の体を大きく利用しようというもの。それによってボールをブロックしたのです」と説明。


 敵将のステフェンス監督も「ああいう形でPKになってしまったのは残念だ」と述べ、「明確な線引きが必要だよ」と語っていたが、「そうである以上は現行上、あれはPKとなるべきハンドということになります。それは国際的にも国内的にも、シーズンの開幕からいえることです。今回のケースはそう判断されるべきものであり、そしてあまりにも明らかなものでした。」と語っている。
 


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