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2019年04月28日

初退場のマルコ・ロイスに、主審「決して意図的ではないが・・・」

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 土曜午後に行われた宿敵FCシャルケ04とのレヴィアダービーまで、マルコ・ロイスにとってプロ以来で経験した唯一の退場は、2016/17シーズンのホッフェンハイム戦にて、相手MFナディーム・アミリに対するこの日2枚目の警告による退場処分だった。ただこの時は、当時の指揮官トーマス・トゥヘル監督は、この判断に対してむしろ苦言を呈していたほどのプレーではあったのだが。

 これまでロイスはブンデス1部通算258試合の中で、警告のみを30枚受け取っていたのだが、259試合目では初となる一発退場と宣告されることに。ドルトムントの主将は後半60分、相手MFスアト・セルダーに対して行なったタックルによりピッチを後にすることとなり、そのわずか2分後にはダニエル・カリジュリに決勝点となる3−1とされるゴールを決められることになる。ちなみにドルトムントではこの3分後にも、この試合2人目となる退場者(マリウス・ヴォルフ)がでてしまった。

 そして2−4での敗戦後、マルコ・ロイスは退場となった場面について「一歩遅く入ってしまった。僕のことを知っているなら、決して相手を怪我させたいと思うようなプレーをする選手なんかじゃないとわかってくれると思う。ボールに対して向かっていったんだけど、でも相手がすでに次のステップへと踏み出していて、それで彼のアキレス腱を蹴ってしまったんだ」と、TV局スカイに対して説明。「あれがレッドカードであることは非を見るより明らかなことさ」と言葉を続けた。

 主審のフェリックス・ツヴァイヤー審判員も、今回の決断について「マルコ・ロイスがボールに向かってプレーしていた、ということに疑問はありません」としながらも、「しかしながらそれがうまくいかなかった。状況はロイスの思惑とは異なる結果になってしまいました。最終的に我々としては、選手の意図ではなく実際に起こってしまったことについて判断するしかない。そしてそれは足裏がアキレス腱にぶつかるという危険なプレーであり、今回の判断は明白なものといえるでしょう」と語っている。

 一方で、ヴォルフとロイス、いずれも退場に繋がったプレーの”被害者”となった、シャルケのMFスアト・セルダーは、そのプレー自体について「2つ目の退場(ヴォルフ)は確実にそういえるものだったと思う。1つ目(ロイス)については、まだよくわからないんだ。もう1度見て見ないと。ただ背後からきたようには思ったけどね」と振り返った。
 
 


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