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2019年05月07日

出場停止処分中のマルコ・ロイスに、追加処分の可能性が浮上

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 シャルケ戦で受けた出場停止処分により、最終節まで出場停止の状態へと陥っている、ボルシア・ドルトムントの主将マルコ・ロイス。だが同選手に対して、さらなる処分が言い渡される可能性がでてきた。ドイツサッカー連盟はドイツ代表MFに対して調査を開始、現在は「意見陳述を求めている」ことも明らかにしている。

 いったい何があったのか?それは週末に行われたヴェルダー・ブレーメン戦での、ベンチ付近で見られていた光景だ。この日キャプテンとしてロイスは、ピッチには立てないながらもせめてチームを鼓舞するためにと、ベンチの間近に座る姿が見受けられるのだが、これが規約に抵触していた可能性があり、そのためさらなる処分を受ける可能性がでてきた。

 宿敵FCシャルケ04とのレヴィアダービーにて、ボルシア・ドルトムントの主将マルコ・ロイスは、プロ以来初となる一発退場を宣告。後半60分に、相手MFスアト・セルダーとの対人戦にて、一歩出遅れたことからアキレス腱を蹴る結果に。このプレーについて本人も、そして主審のフェリックス・ツヴァイヤー審判員も「意図的なものではなかった」との見方を示してはいたのだが、しかしながらプレー自体は一発退場に相当するものであったこともまた認めており、ドイツサッカー連盟スポーツ裁判所はそれから2試合の出場停止処分を言い渡す判断を下している。


 そしてドルトムントはこの試合で痛恨のドロー。その後にバイエルンが勝利をおさめたことから、リーグ争いの大勢はほぼ決した格好となってしまった。特にシャルケとのレヴィアダービーや、バイエルンとの頂上決戦では共に大敗。ブレーメン戦でも、2点のリードを奪いながらもビュルキのミスなどで追いつかれる結果となっており、周囲からは優勝を争うだけの成熟度が不足していたのでは?との声が上がっている。

 確かに数多くの優勝経験を誇るマリオ・ゲッツェや、多くの海外でも数々のタイトルを手にしてきたアクセル・ヴィツェル、デンマーク優勝経験もあるトーマス・デラニーら、平均年齢24.45才の先発メンバーながらブンデスでの総経験数は1833試合。ベンチでもスイス優勝経験のあるファヴレ監督は、ブンデス585試合。ベンチでも7選手合わせてブンデス1202試合、国際大会254試合を経験。確かに今夏に経験ある選手の補強を行ったドルトムントではあるが、改めて経験と、優勝への成熟度の違いを示した格好だといえるだろう。
 


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