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2019年05月16日

最終決戦を前に、ドルトムントのケール氏「落ちついて取り組ませたい」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 週末には、バイエルン・ミュンヘンとのリーグ優勝をかけて、ブンデスリーガ最終節へと臨むボルシア・ドルトムント。だがここのところはバイエルンとの頂上決戦やシャルケとのレヴィアダービーで大敗、さらにブレーメン戦やデュッセルドルフ戦でも不安定な試合展開をみせるなど不安材料もある。

 前々節のヴェルダー・ブレーメン戦ではミスから2点差を追いつかれて痛恨のドロー。前節ではバイエルンがライプツィヒと痛み分けに終わったことから、再び勝ち点差は2にまで縮まったが、それでもそのドルトムント戦では数的有利にありながらも2点差から危うく痛み分けに持ち込まれる危険性さえあった。

 そんな状況のなかで迎える最終決戦を前に、ドルトムントのプロ選手部門担当セバスチャン・ケール氏は「軽快さと喜びをもってプレーしてもらいたい」と希望。「非常に特別な1週間なんだ。週末ではいかなる可能性も残されている」と強調し、「落ちついて練習に取り組めるよう、そして選手たちがうまく回復をはかれるようにうまく距離をとらせていきたい」との考えを示した。「フレッシュさが非常に重要な意味をもつよ」

 そしてケール氏は、「我々としては、ぜひミラクルを演じていきたいと思う。それが可能な限り」との考えを示し、「もしもバイエルンが少しでも隙を見せるならば、我々としてはうまくそこに漬け込んでいきたいんだ」と意気込みを語っている。「バイエルンだってここのところ、そこまで圧倒しているわけでもないしね」


 ドイツフットボールアンバサダーの授与式に出席した、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは「希望は日に日に高まっている」と述べ、「自分でも驚いているくらいさ。基本的に私は懐疑的なものだから」とコメント。それでも「大きなことが待っている、そういう感覚があるんだ。理由については説明できないがね」と言葉を続けた。


 なお仮に逆転優勝を果たすことができた場合に備え、ドルトムント市ではその翌日の14時9分よりボルジク広場から、およそ4.9kmに渡って市内での凱旋パレードも準備。ちなみにイベント自体の予定時間は4時間ほどとなっており、ドルトムント警察によれば2万人来場が見込まれているという。
 


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