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2019年06月21日

復帰に喜びみせるフメルス、主将はロイスが続投

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 果たしてボルシア・ドルトムントのブンデス制覇に向けた、最後のピースとなるのか?水曜日に発表された、マッツ・フメルスの復帰について、ミヒャエル・ツォルクSDは、ドイツの大衆紙ビルトに対して「勇気のある決断」と評した。「彼のキャラクター、そして我々のもつ将来性を示したものだといえるよ」

 今季は所属するバイエルンと共に前半戦では苦しいシーズンを過ごすことになった元ドイツ代表CBだが、後半戦ではバイエルンのリーグ7連覇に主力として貢献。先日発表されたブンデス後半戦kickerポジション別ランキングでは、首位返り咲きも果たしている。

 「マッツは経験豊富なブンデスリーガーというだけでなく、全てを兼ね備えた、そしてピッチの内外にわたり非常に重要なリーダーとしての資質ももった選手だよ」と、ツォルクSD。

 確かにフメルスはスピードという面でみれば、トップスピードの時速34キロ前後を記録するアカンジやディアロ、さらにザガドゥ(時速33.5キロ)らとは開きがある(時速32キロ)ものの、対人戦ではザガドゥの66.9%に匹敵する66.8%、空中戦でも68.3%の勝率を誇り、さらにフメルスのもつビルドアップ能力は守備陣に好影響をもたらすことだろう。

 
 今回の復帰にあたり、フメルスは自身のSNSの中で、まず「FCバイエルン、同僚、ファン」ら全ての関係者に対する感謝の気持ちを述べ、「この3年間でたくさんの素晴らしい人々と知り合うことができたし、たくさんの素晴らしい経験を味わってきた。僕のことを知っている人なら、ミュンヘンがいかに特別な場所であるか知っていると思う」とコメント。

 ただ移籍を決断した理由については、「バイエルンとドルトムントの首脳陣との話し合いで、すぐにサッカーとしてのホームをドルトムントに戻すべきだと感じたんだ。だからドルトムントへの復帰をとてもうれしく思うし、これから成功に満ちた数年間を共に過ごせるように願っている!レッツゴー、BVB」と投稿した。


 なおドルトムントにとってみれば、バイエルンに移籍するまでは主将を務めていた選手の復帰という意味合いもあるのだが、来シーズンも引き続きマルコ・ロイスが主将を務めることを、ミヒャエル・ツォルクSDは明言している。「マルコ・ロイスが我々のキャプテンだ。彼は私の目からみれば、今シーズンのベストプレイヤーだ。特に変化する必要はないだろう。」


 その一方でボルシア・ドルトムントのアドバイザーを務めるマティアス・ザマー氏が、「自身と家族のことを考えた」結果、これまで務めていたTV局ユーロシュポートの解説者を辞することを発表した。「これからはビジネスについては、少しセーブしていこうと思う」ただし同局のアドバイザー的な役割ではとどまってくという。
 


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