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2019年07月31日

ドルトムント、左SBの課題解消が期待されるニコ・シュルツ

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 火曜日にFCザンクト・ガレンを相手に行われた、ボルシア・ドルトムントのテストマッチでは、開始からわずか2分たらずでドルトムントのアクラフ・ハキミが先制弾。これに大きく寄与していたのが、逆サイドの左SBを務めるニコ・シュルツだった。スピードを活かし、ダイナミックな推進力をみせ、この日は2アシストの活躍を披露。ただそれだけではなく、対人戦にもしっかりとアグレッシブに臨むなど、「ドルトムントでは、オフェンス参加しても決して、守備をおざなりにすることは許されない。その線引きをしっかり見出していかないと」と同選手は語った。

 今夏に移籍金2500万ユーロを投じて獲得したドイツ代表はまさにそのバランスをいま模索している段階であり、それと同時にドルトムントの首脳陣が攻守両面においてシュルツがもつプレースタイルに期待をかけている部分である。左サイドを活性化させ、また本職の守備面ではフィジカルでの強さをもって対処。テクニックも併せ持ったシュルツに「何を期待されているのか、それは自分自身でもよくわかっている。そしてそれは決して、守備をしなくていいという意味ではない」と明言。

 今シーズンのシュルツは、一躍ドイツ代表の座へと飛躍を遂げたTSGホッフェンハイムでの2年間を経て、「意識的に、次のステップへと踏み出したいと思っている」ところであり、そのためドルトムントからオファーが届いた時には、さほど思い悩むことはなかったという。今はここドルトムントで、「大きなものを掴み取りたい」とスイスの合宿地にて意気込みをみせているところであり、その「大きなもの」こそブンデス制覇。昨季は2位におわったチームにとって「1番に立つ事だけが次のステップだ」。
 


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