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2019年08月24日

開幕から2連続逆転勝利に、マルコ・ロイス「我慢し続けることが鍵」

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 昨シーズンでも5試合で逆転勝利を収めるなど、リードされてからも強さを発揮する傾向にあるボルシア・ドルトムント。それは開幕戦でのアウグスブルク戦でも見受けられたが(5−1で勝利)、続く1.FCケルン戦でも、前半29分にドレクスラーに先制点を奪われる展開となりながら、後半70分にサンチョが同点弾を決めると、終了間際の86分にハキミが逆転弾、最後はロスタイムにアルカセルがダメ押し弾を沈めて、1−3と再び見事な逆転劇を演じてみせた。

 主将のマルコ・ロイスは「キーポイントとなったのは、僕たちが我慢しつづけていたということだ。後半ではどんどん押していきたかったし、最終的にはそれがうまくいってくれた。前半でも何度か、相手の穴をうまく活かせていないという感じだったから、きっとチャンスは来ると確信していたよ」とコメント、さらに「ケルンはかなり精力的にプレーしていたからね、そのうち息切れするだろうとも思っていたよ」とも言葉を続けている。

 ただその一方で「またこの試合では、僕たちがまだ本来もっている力よりも、まだ距離があるというところもみせてしまったとも思う」とも。なおこの試合でも再び途中出場のブラント、得点したハキミ、ブルーン・ラーセンらがクオリティを発揮。ゲッツェがベンチで90分間見守るという布陣に、ロイスは「自分たちの目標を達成していくためには、分厚い選手層もまた求められるんだ。監督は数多くのオプションを手にしているし、それはいいことだよ」とコメント。ブラントは「新しい刺激をチームにもたらすために、新たな選手が投入されるものなんだ」と胸を張った。
 

 ケルンのバイアーロルツァー監督は、「選手たちには、今回みせてくれたパフォーマンスについて、祝福の言葉しかない。なんども食らいつく姿勢をみせていったものの、最終的には何も手に入れることができなかった。残念だが、これもサッカーだ」と述べ、「ドルトムントは前半では、これといったチャンスをつかんではいなかった。しかしコーナーから同点とされてしまい、それから我々があまりに積極的に行き過ぎたことで、逆に2失点目を喫する格好となったよ」と振り返っている。

 「今日の試合では、強豪ドルトムントを相手に、我々は78分まではあまり相手に隙を見せてはいなかった。自分たちのプレーを信じる気持ちを持ち続けていくこと。今日はこのやり方でどこまでやれるのかを見ることができたはずだ。粘り強く取り組んでいく。そうすれば、我々は目標をつかみ取れるだけの勝点をきっと得られる、私はそう確信しているよ」

 さらに先制点を決めたドレクスラーは、「総じて見ていいプレーをみせていたと思うし、ドルトムントにそう易々とはさせなかった。最後は結果が物を言うのでね、何も手に入れられなかったのは残念だよ」と肩を落とし、ブンデス初得点を決めたことには「誰が決めるかは重要ではない。もちろんゴールは嬉しいけど、最後に勝点3を彫られて入ればもっと嬉しかったさ」と言葉を続けた。
 


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