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2019年10月18日

UEFA、フランクフルトへ「厳しい処分」。ELアウェイ2試合で無観客処分に

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 アイントラハト・フランクフルトはこれからヨーロッパリーグでのアウェイ戦2試合において、自らのファン抜きで戦うことを余儀なくされた。これはUEFA管理規律委員会が決断を下したもので、10月3日にギマランイシュにて行われたELヴィトーリアSC戦の開始前に、観客席にて諍いが発生しており、両クラブのファンたちが挑発を行なった末に座席を投げつける事態にまで発展。最終的にはポルトガルの警察によって、フランクフルトの1つのブロックからの立ち退きが命じられている

 調査を行ったUEFAは木曜日に処分を発表。ヴィトーリアSC側には5万ユーロの罰金が請求されたのに対して、アイントラハト・フランクフルトは昨季3月に行われたローマでの一件による執行猶予を考慮し、2試合のアウェイ戦(11月7日のELスタンダール・リェージュ戦、11月28日のアーセナル戦)での無観客処分という厳しい判断が下されている。さらにアイントラハト・フランクフルトは、ヴィトーリアSC側に被害状況を確認した上で、自らのファンが起こした損害分の賠償を支払うことにもなった。

 「これは疑いの余地なく、UEFAから下された厳しい判断だ。当然、即座にこの判断に至った理由を確認し、そしてアーセナル戦を睨んで異議申し立ての可能性について検討していきたいと思う」と、アイントラハト・フランクフルトで役員を務めるアクセル・ヘルマン氏はコメント。「兎にも角にも我々としては、いかに今後ヨーロッパでの戦いにおいてこういった自体を防げるのか、いかにこういった過ちを減らしていけるのか、その事について集中的に取り組んでいかなくてはならない」と決意を語っている。

 なおフランクフルトは今シーズン、ELプレーオフのストラスブール戦でもファンが騒ぎを起こしており、UEFAより5万8千ユーロの罰金と部分的無観客処分を言い渡されていた。


 さらにボルシア・ドルトムントに対しても、UEFAは国際舞台でドルトムントのファンがとった、不適切な行動に対する処分を発表している。だがその内容はフランクフルトよりも遥かに軽いものであり、2万9875ユーロの罰金のみ。

 問題となったのは10月2日に行われたスラビア・プラハ戦にて2−0で勝利した試合であり、そこで火器類を使用し、さらにスタジアムへと物を投機。ドルトムント側には30日以内にプラハへとコンタクトをとり、自軍のサポーターが与えた損害について確認をとる必要がある。またプラハ側に対しても、ファンがとった不適切な行動に対して2万6000ユーロの罰金が命じられた。
 


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