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2019年10月24日

インテルに僅か5本のシュートに封じられた、ドルトムント、

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 試合を通じてボルシア・ドルトムントが放ったシュート数は、わずかに5つ。水曜夜に行われたチャンピオンズリーグGLインテル・ミラノ戦ほどに、ドルトムントがここまで得点への脅威を示せなかった試合は今季はまだ無い。実際にドルトムントは1試合平均15回のシュートを放ってはいるものの、この試合ではインテルにスピードを奪われ、そして分厚いプレスへドルトムント攻撃陣は打開策を見出せずにいた。

 だが一体、ここまでの状況へと陥ってしまった理由は何なのか?マルコ・ロイスやパコ・アルカセルといった、オフェンスを牽引する2選手の不在によるものなのか?それとも相手によるものなのか?この質問に対して、ルシアン・ファヴレ監督は「夢見てはいけないよ。これほどのチームを相手にして、二桁のシュートなどそう放てるものではない」と説明。むしろ「とてもコンパクトに構えてプレーすることを思い描いていたし、実際にそれはうまくできていたと思うよ」と言葉をつづけた。

 ドルトムントは今シーズンはじめて、この試合でフメルス、ヴァイグル、アカンジによる3バックを採用しており、ロイスの代わりにフメルスが主将としても出場。「僕たちは、インテルを封じていたと思うし、そこまで隙は見せていなかったと思う」と胸を張っている。しかしながらインテイルはそれでもなお、マルティネスが不意に先制点を決めており、「もしもあれが決まっていなかったら」とフメルス。「80分までは、典型的な0−0という試合展開だたと思う」と悔しさを滲ませている。


 さらにドルトムントは終盤でリスクをかけにいった結果、それを逆に活かされる形でインテルにさらなる失点を許しており、最終的には0−2で返り討ちに遭うという結果に。プロ選手部門担当のセバスチャン・ケール氏「システムが影響してのことかはわからない」としつつ、次戦にむけて「インテルとの一騎打ちとみていたし、ホームではもっとチャンスがあるだろう」と前を向いており、フメルスも「ホームでもっと試合を支配した戦いをみせる。もっとプレスをかけて、もっと精力的にオフェンスを行なっていくよ」とコメント。

 そして週末のレヴィアダービーに向けて、ケール氏は「ミラノでの戦いが厳しいものになることはわかっていた。それでも土曜日の試合が楽しみだ。順位表にどういう影響がかかっているかもわかっているし、この盛り上がりというものもよくわかっている。我々には追い風が必要だ。」と意気込みをみせた。
 


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