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2019年11月11日

再びバイエルンに返り討ちに遭い、「失意」に暮れるドルトムント

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 今回もまた、ミュンヘンの地でボルシア・ドルトムントは辛酸を舐める結果となった。8試合連続失点など、不振から先週末にニコ・コヴァチ監督が退任していたバイエルン・ミュンヘンだったのだが、フリック暫定監督就任から5日も立たないチームを相手に、この日にドルトムントが放ったシュートはわずかに1つ。試合前には「男らしい戦い」を求めていたミヒャエル・ツォルクSDも、試合後にはただ完敗を認める他なかった。

 「バイエルン・ミュンヘンが、全ての面において我々を上回っていた。開始から15分で試合を試合されてしまったし、我々は何もかもが物たりないものだったよ。だから今回の大差も、見合ったものだと言えるさ」その大差となった結果が、0−4。これでドルトムントはミュンヘンの地で、5年連続で大敗を喫したことになる。「大いに期するものがあって、この試合に臨んでいたのだが、全くもってパフォーマンスを発揮できなかった。失望している。対人戦だけでなく、ポゼッション時でも相手にボールを献上しちえた。バイエルンを後押ししてしまったし、非常に失望している」

 さらに対バイエルン戦のみならず、ブンデスリーガにおけるアウェイ戦に目を向けても、ルシアン・ファヴレ監督は5試合連続で未勝利(3分2敗)となっており、今季の勝利は第2節の昇格組1.FCケルン戦のみとなっている。「バイエルンは、遥かに我々よりも上回っていた」と語った指揮官は、「スピード、ポゼッション、テクニック、パス、そのいずれも悪いものを露呈したよ」と指摘。そして改めて「信じられないくらいだ」と言葉を続けている。


 同じくツォルクSDと共に、試合前には気迫の重要性を訴えていたアクセル・ヴィツェルは、「昨年と全く同じだ」と反省の弁を述べ、「後半に入るまでは、まだどんな可能性も残されていたし、インテル戦でうまく逆転できたから、今回も同じようにいきたかったんだけど。でも2分後には0−2とされてしまったよ」と肩を落とした。「切り替えていかないと」

 なおこの試合で前半のうちに交代を余儀なくされていた、ジェイドン・サンチョについては、ファヴレ監督は「サンチョは、二日間に渡って負傷を抱えており、昨日にトレーニングを行なっていたんだ。ただそれでも苦しい感じであったのは明らかだったよ。ただ負傷したわけではない」と説明した。
 


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