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2019年11月23日

ロイス「恥ずべき前半」、バウムガルトル監督「誇り」

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 よもや最下位SCパダーボルンにとって今季初となるアウェイ戦での絶好の機会が、ボルシア・ドルトムントの本拠地シグナル・イドゥナ・パークにて訪れるとは、一体誰が予想できただろう?なんと前半を3−0で折り返したのは、アウェイのパダーボルンだったのだ。

 ただ最終的には3−3の痛み分けに終わっている。それでもシュテッフェン・バウムガルト監督は「誇りに感じるし、満足だ」とコメント。「まさに選手たちに求めていたものを見せてくれた。全力を出し尽くしてくれていたよ」と賛辞を贈った。

 「確かに残念ではあるよ。しかし試合全体を見たとき、決しておかしな結果でもないだろう。終盤で選手たちはすっかり疲弊しきってしまっていた。確かに残念だが、我々は力尽きてしまったんだ。ただもちろん、このような試合展開を思えば、少し残念さは感じてしまうけどね」

 特にパダーボルンにとって残念な展開となったのが、前半のうちにセバスチャン・ヴァシリアディスが負傷交代を余儀なくされたことであり、「前半において、彼は非常に重要な意味を持っていた。だが鼠蹊部に問題を抱えてしまったんだ。そしていかに彼の穴埋めが困難だったか、それは見て取れるだろう。」と指揮官。その結果、後半で3点差を追いつかれ痛み分けに終わっている。さらにこの日得点を決めたゲリット・ホルトマンも負傷交代を余儀なくされた。
 
ロイス「恥ずべき前半」

 そんなパダーボルン戦での敗戦を土壇場で食い止めたのが、ドルトムントの頼れる主将マルコ・ロイスだ。パダーボルンのクリアミスからサンチョの御膳立てで同点ゴール。しかし試合終了後、「こんな姿を目にしたスタジアムのファンたちに謝罪しなくてはならない」と反省の弁を述べ、「僕の得点には全く興味などない。ホームでこんなプレーをみせてはいけなかった」と、言葉を続けている。
 
 特に前半については「全くわからない。全くもって恥ずべきものだと思う」と苦言を呈しており、前節のバイエルン戦では0−4と大敗を喫したが、「そのことはもう頭にはなかった」と強調。「自分たちのプレーを考え、対人戦でしっかり臨まないと。それが前半ではできていなかったんだ」と語った。「しっかりと話し合っていかないと」

 その一方でグラードバッハ時代からの恩師、ルシアン・ファヴレ監督はこれにより更に厳しい立場に立たされることになるだろうが、ただロイスは「責任は僕たちの、そのパフォーマンスにある。今はそれが全然できていない」と擁護。「それぞれ自分のことを省みるべきだ。僕たちは身を粉にして戦わなくてはならないもの。そのことをちゃんと話し合っていく。監督のことについてではなくね」と強調している。 
 


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