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2019年11月26日

ドルトムントのヴァツケCEO、ファヴレ監督に「ルシアン、信頼している!」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 会場は拍手と共に、ブーイングもまたチームに対して浴びせられた。日曜日に行われた年次総会の席にて、ボルシア・ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは改めて、ルシアン・ファヴレ監督への信頼を強調すると同時に、パフォーマンスの向上、そしてファンに対しての苦言もまた口にしている。

 同氏が苦言を呈したのは、週末の相手パダーボルンが得点を決めた際に、一部のドルトムントのファンがその得点に歓喜を表現したためであり、「相手のゴールを喜ぶような連中は、我々のところからとにかく去って欲しいものだね」と厳しく批判。ただその一方で、この夏にFWの獲得を見送ったというクラブとしての判断については、「我々は誤った分析をしてしまった」と非を認めた。

 その一方で、ルシアン・ファヴレ監督似に対しては、「ルシアン、君のことはこれからも信頼している」と強調。ただそれと同時に結果もまた求められるものであり、「良い方向へと転換していくように期待している」とコメント。「困難なバルサ戦、そしてヘルタ戦」における戦う姿勢の重要性を解いている。「ドルトムントの期待されているものを見せてもらいたい」

 またマルコ・ロイスは、ファンたちの不満感には理解も示しており、「パダーボルンのようなチームを相手にした試合では、僕たちは勝利を収めなくてはならないものなんだ。それだけのクオリティがこのチームには十分に備わっているのだから」と語った。

 
 確かにヴァツケCEOも「現在の6位という順位は、決して我々が望んでいたものではない」と指摘、ただ首位グラードバッハとの勝ち点差についてみれば、まだわずか5の開きしかないという「現実」からも、シーズン当初から掲げているリーグ制覇という目標について「全力で目指していく」考えを強調している。

 ただしこの日に発表された財務状況は、チーム状況とは裏腹に順調そのものであり、昨季の売り上げは4億9000万ユーロ、利益は2180万ユーロとなっており、負債は皆無。またこの日は、ラインハルト・ラウバル会長が再選を果たしており、これからさらに3年間同職を継続することが確認された。
 


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