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2019年12月05日

状態の上がらない教え子、マルコ・ロイスを擁護するファヴレ監督

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 昨シーズンにマルコ・ロイスが見せた見事な活躍を思えば、2019年度の最優秀選手への選出はむしろ理にかなかったものだといえるだろう。リーグ戦27試合に出場して17得点12アシストをマーク、主将としてもチームを牽引し、最終節まで優勝争いをもつれこませた同選手だが、しかしながら今季はここまで6得点1アシスト、特に昨季に記録したキッカー採点平均2.94との大きな差(3.86)からも、調子がなかなか上がらない様子がみてとれる。

 しかしながらグラードバッハ時代から指導するルシアン・ファヴレ監督は、「ずっとトップの状態を保ち続けられる選手など存在しないんだ」と強調。「時には状態が下がる時期はくるもの」であり、「それは世界中の、どの選手にだっていえることなんだ」と擁護。そして改めて「彼に大して、我々は満足している」と言葉を続けた。

 これまで怪我さえなければ常に出場しつづけてきたドイツ代表MFにとって、先発から降格させられるという不安は無いだろう。あとはクラブとしては、再びロイスの状態が重要な局面にて上昇していることを願うのみだ。「時には、一気にスイッチが入ることもあるものだ」と指揮官。だが時には、意外と時間がかかることもある。「我慢が必要だよ」と、ファヴレ監督は念を押した。
 


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