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2019年12月14日

ドルトムントのボランチ最後の切り札、ヴァイグルを巡るジレンマ

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 今シーズンはこれまでの14試合において、クラブとして合計わずか13枚の警告しか受けていない、数字上ではここまでブンデスリーガで最もフェアな戦いを続けているボルシア・ドルトムント。しかしながらそのうちの実にほぼ3分の1に相当する警告を受けているのが、ユリアン・ヴァイグルだ。

 先日の火曜日に行われたチャンピオンズリーグGL最終節スラヴィア・プラハ戦にて、退場処分を受けたばかりの同選手ではあるのだが、ここまでリーグ戦13試合の出場ですでに4枚の警告を受けており、これから迎えるリーグ戦残り3試合に向け出場停止まで王手がかかった状況にある。これは特に今のドルトムントにとっては頭の痛い問題だ。

 デンマーク代表参加中の負傷によりトーマス・デラニーが、さらに先日は自宅での不慮の転倒によりアクセル・ヴィツェルが、それぞれに負傷のため年内残り全休が確定しており、今のヴァイグルはドルトムントのボランチにとって貴重な存在となっており、これ以上のボランチの離脱はどうしても避けたいところ。

 それでもルシアン・ファヴレ監督は「これまで通りにプレーし続けて欲しい」と要求。特に中盤における守備面などを踏まえ、「自由な気持ちで」あれこれ考えずに対人戦へと望んでもらいたいとも考えていることを強調した。なおドルトムントは本日土曜にマインツ戦が控えており、火曜日にはブンデス最多得点数を誇るライプツィヒ戦と続く。ヴァイグルはライプツィヒ戦でも出場できるのか、そしてそのライプツィヒの猛攻の中で警告を受けずに、最終節のホッフェンハイム戦へと臨めるのか?少なくともドルトムントファンにとっては気がかりの1つであることには変わりない。
 


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