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2019年12月23日

ドルトムント、再びホップ会長への誹謗中傷。3試合の無観客処分の可能性も

TSG 1899 Hoffenheim
TSGホッフェンハイム
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 金曜夜に行われたブンデスリーガ第17節TSGホッフェンハイムvsボルシア・ドルトムントは、ホッフェンハイムの主将フォクトが先発復帰した一方で、ドルトムントの主将マルコ・ロイスが負傷のために欠場。そして代役を務めたゲッツェが先制点を決めたものの、最終的にはホッフェンハイムが逆転勝利をおさめ、激動の2019年は黒星でドルトムントは幕を閉じることになった。

 度重なる得点チャンスもわずかゲッツェによる1得点に終わった、ドルトムントのトルガン・アザールは試合後「最悪な気分だ」と述べ、「冬季休暇前に勝ち点3を得ることは非常に重要だった」との見解を示しつつ、「ラストパスが良くなかった」と反省。「得点できないなら、一丸となって守らなくてはいけないのにそれもできなかった。あまりに多くの判断ミスをおかしていたよ。疲労困憊していたね」と言葉を続けている。「冬季休暇あけからは、また力強く戻ってきたい。」


 しかしながらこの日の注目ポイントはピッチ上のプレーだけにとどまるものではなかった。昨年の11月にドイツサッカー連盟スポーツ裁判所は、ドルトムントの一部のファンがホッフェンハイムのディトマー・ホップ会長に対して、誹謗中傷を行ったことを受け5万ユーロの罰金処分を科し、さらに2026年までに同様のことがあった場合には追加で、向こう3年間にわたるホッフェンハイムの試合でのアウェイ席無観客処分を科せられることと、それまでは横断幕等が掲げられることも禁じられることが伝えられていたためだ。

 さらにドルトムントはこのカードにおいて、すくなくとも50人の職員を自らのエリアの警備に配置する必要があり警戒を強めていたものの、それでもこの試合の後半が開始されたわずか数分後には、アウェイ席の一部のファンからホップ会長を中傷するチャントが歌われており、さらに「これからも、お前をコケにし続けてやる」と書かれた横断幕が掲げられており、これからドイツサッカー連盟スポーツ裁判所では処分の判断を下さなくてはならない。
 
 


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