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2019年12月21日

ファヴレ監督が挙げた、ドルトムント敗戦の3つの理由

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 ボルシア・ドルトムントにとっての2019年最終戦、敵地で行われたTSGホッフェンハイム戦では、内容に見合った形でリードを奪い、そして試合自体も支配していたにもかかわらず、最終的には敗戦という形でこの激動の1年を締めくくることになった。試合後、ルシアン・ファヴレ監督はその理由について大きく3つあげている。

 まず1つ目は、「2−0にも、3−0にすることも容易な状況だったのだ。考えられない」と嘆いた、致命的な決定力不足だ。特に前半においてはドルトムントの右ウィングから、幾度も絶好機が到来していたものの、しかしながら軽率なプレー、もしくは相手GKバウマンの好セーブにも阻まれて、2度目のゴールネットを揺らすことは叶わなかった。

 そして2つ目は、後半からは一転してチャンスの数が激減したことである。「我々は誤ったプレーを選択していた」と指揮官は振り返っており、「センタリングを上げるべきときにシュートを放ち、それが違いとなってしまったのだ。ファンタスティックなプレーをみせたくて、ロストし、シンプルにプレーすることをしていなかった。だからボールを後から追いかける流れになってしまったのだ」と説明。

 最後に3つ目のポイントとしてあげられたのが、今季公式戦25試合目にして、「我々は徐々に疲労困憊していった」ことにある。先日行われた首位ライプツィヒ戦においても、ドルトムントは前半を2−0と良い形で折り返しながら、後半だけで3失点を喫してドロー。牙城シグナル・イドゥナをもってしても陥落の危機にまで追い込まれた。「これから休暇に入るのは、好都合だよ」


 ただしこの試合では、手関節を負傷し患部が腫れ上がったため病院へと搬送されたマッツ・フメルスと、「ふくらはぎの違和感と膝の痛みから、走れなくなっていた」トルガン・アザールが途中で交代。なおフメルスについては土曜夕方に自身のインスタグラムにて、手を包帯で分厚く巻いた写真を投稿しており、「うまく巻いてもらったよ。どうやら不幸中の幸いだったようだ」と報告。「むしろ痛いのは敗戦のほうだ。安易に敗戦するようなことは許されない」と言葉を続けている。

 また負傷欠場したトーマス・デラニーとマルコ・ロイスについては、ツォルクSDは間に合うとの姿勢を示したものの、プロ選手部門担当のケール氏はロイスについて「経過を見守らないと。菌損傷には時間がかかる」と慎重な姿勢をみせた。
 


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