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2020年02月07日

ドイツ杯16強敗退のファヴレ監督「私だってハーランドを先発させたかった」

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 ドイツ杯16強での敗退から二日後、この日に行われたドルトムントのプレスカンファレンスでも、出席したファヴレ監督やツォルクSDには、敗退の要因に関する質問が浴びせられることとなった。

 特にこの試合で先発から外れていた、エルリング・ハーランドについて、指揮官は「誰よりも、私自身がハーランドを先発で起用したかったさ」と強調、「しかし我々は、うまく調整を行っていかなくてはならないんだ。皆さんが、私よりも彼のフィジカルコンディションに精通しているということはないだろう。我々としては適宜対応していく。私としては当然、全ての試合で彼を起用したいと思っているんだ」と述べ、「しかし彼の古傷や、細かな負傷」への気遣いの重要性も説いている。
 
 またその一方で、特に精細を欠いていたブレーメン戦での前半については、「ボールを奪ってからのプレーがよくなかったし、アグレッシブさに欠け、誤った動きをみせてしまっていた」と指揮官。特に「先制点の場面と、そして3点目」については免れるべきだったとの見方も示した。何故このようなプレーが、ドルトムントではなかなか解消されないのか?「うまくプレーできないときだってあるものだが、しかしもっと集中してプレーしていかないと。余りに失点が多すぎる」と、指揮官も苦言を呈した。

 なおこの試合でドルトムントデビューを果たした、エムレ・ジャンの先発起用の可能性については「練習でチェックしていかないと。彼がどういった感覚を覚えているのか。実戦経験で不足しているところがあるからね」との見方を示したが、「ただ昨日に関しては良い印象を残している。あの練習は、とても長くて、そして激しいものだったんだ」とも付け加えている。


 さらにこの試合で負傷したマルコ・ロイスの代役として、先発起用される可能性があるのが、17才ジョヴァンニ・レイナだ。なおそのレイナはブレーメン戦での後半81分、PA内右で仕掛けたところ、今度は相手2DFに囲まれて転倒。その後にファウルをアピールした際にモイサンデルに掴まれて、顔を押さえて地面に倒れており、これらの行動からレイナはモイサンデル共に、逆に警告を受けることになった。

 特にドルトムントとしては、そのレイナのゴールで1点差に詰め寄っていただけに、この場面はヒートアップすることになったが、ツォルクSDは改めて「ジョヴァンニはダイブしていないし、挑発行為をする選手でもない。むしろモイサンデルが退場すべきだった」と擁護。「ただ我々も、そして審判員も過ちをおかすものだよ。仕方のないことだ」と言葉を続けている。
 


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