ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2020年02月10日

「忘れたい1週間を過ごした」ボルシア・ドルトムント

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 最近のリーグ戦5試合で12失点。シーズンを通じても上位6クラブと比較し、失点数で際立っている(32)ボルシア・ドルトムント。ルシアン・ファヴレ監督も決して手をこまねいているという訳ではなく、自身が好む4バックから3バックへと変更を行うなど対応。しかし改善の兆しがみられても、大きな変化を起こすところまでには至っていない。本来ならば忍耐強くポゼッションを行い、安易なロストを避けて、相手を疲弊させたいところだ。

 だがプロ選手部門担当セバスチャン・ケール氏は、「これほど多くの失点を許しては、また時に非常に愚かな形でプレーしてしまっては、勝てるような試合など存在しないよ」とコメント、「3−2までは内容に見合っていた。完全に我々の方が試合を支配していたのだが、それからあまりに受け身に構えてしまったよ。前に向かってうまく仕掛けていかなくてはならなかったし、全員が一丸となって守らなくてはならなかった。これは守備的選手だけの問題ではない。全員で守備に取り組むことが重要なんだ」と言葉を続けている。

 またミヒャエル・ツォルクSDも、これに同調しており「一貫して守備に臨むという姿勢に、物足りなさを感じた。自分たちのゴールを守るんだという姿勢にも」「センタリングを上げる選手に対してだけではないんだ。しかしペナルティ・エリアでも一貫性が見受けられなかった。この問題は長く見られているものだ。それが順位表を上げていけない主な理由だよ」と批判を展開。


 その一方で今節の首位攻防戦バイエルンvsライプツィヒは痛み分け、グラードバッハは悪天候のために中止となり、宿敵シャルケは昇格組パダーボルンと痛み分けに終わった。そのため今節の敗戦を受けても、ドルトムントは首位バイエルンとの勝ち点差4と優勝戦線にとどまってはいるものの、ツォルクSDはあくまで「まずは別の事に取り組んでいかないと」と強調。

 この試合で4失点を喫して終盤に逆転負け、勝ち点3を失い、ユリアン・ブラントが負傷離脱となった。さらにその数日前のドイツ杯16強ではヴェルダー・ブレーメンに敗退、さらにその試合で主将マルコ・ロイスが負傷し離脱となっており、最低目標のCL出場権獲得争いも混沌化。ツォルクSDは「忘れたい1週間となった」と肩を落とした。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報