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2020年02月17日

トゥヘル監督、古巣ドルトムントとの対決前に「私が中心ではない」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 今週の火曜日には、2017年に退任して以降、はじめてシグナル・イドゥナパークにて指揮を執ることになる、トーマス・トゥヘル監督。今回はチャンピオンズリーグ16強にて、パリ・サンジェルマンの指揮官として乗り込んでくることになるのだが、その戦いを目前に控えるこのタイミングで、同氏はヴェルト日曜版にてインタビューに応えている。

 特にトゥヘル監督がドルトムントの監督を退任した際には、ドイツ杯決勝にて見事優勝を飾るも、その三日後にヴァツケCEOとツォルクSDと、自身との間の亀裂が生じたことから退任となっており、さらにその数ヶ月前のチャンピオンズリーグでは、試合に向かう途中のチームバスが、複数の爆発物にて襲撃を受けるという、ピッチの内外に渡りまさに激動のシーズンとなっていた。

 だがそれでもトゥヘル監督は、あくまで「私自身が、今回の対決で中心とならないように。むしろ、しっかりとチームをうまく準備させていきたい」と強調。「すでに終わった事だし、自分の中でも決着のついていることだ」と、言葉を続けた。「過去は過去、そして今は今だよ。抽選結果でこの対戦カードとなった。それ以外のことを披露するための舞台ではない。」

 同様の見方は、ドルトムントの現指揮官ルシアン・ファヴレ監督も示しており、「そのような事があったのだから、そう忘れられるようなものではないだろう。それは私にもわかることだよ。しかしあれから3年の月日が経過した。今回の対戦相手は、あくまでパリ・サンジェルマンであり、トーマス・トゥヘルではない」と語っている。

 なおトゥヘル監督政権下に在籍していた、現在も所属するドルトムントの選手は、ウカシュ・ピシュチェク、ロマン・ビュルキ、マルセル・シュメルツァ、ラファエル・ゲレイロ、マリオ・ゲッツェ、そしてマルコ・ロイスらがいるが、「それは特に問題とは思っていない。繰り替えす、我々の相手はフランス王者であり、彼らの監督個人ではない」と言葉を続けた。
 


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