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2020年02月18日

パリSG戦前、ファヴレ監督は守備強調。ヴィツェルはジャン称賛。

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 チャンピオンズリーグ16強パリ・サンジェルマンとの第一戦を前日に控え、会見に出席したルシアン・ファヴレ監督は「鍵となるのは、いかにして守っていくかだよ」と強調。キーワードとして「ボール奪取とはポゼッション」であり、「そしてポゼッションは落ち着きを意味するものだ」と言葉を続けた。

 先日行われたホーム戦、アイントラハト・フランクフルト戦では、ドルトムントは4−0とシャットアウトで勝利を収めており、「とてもアグレッシブにプレーできていたと思うよ」と、アクセル・ヴィツェルは胸を張り、「あくまで良い意味でよりアグレッシブだったということ」と語っている。「パリSGに対して、僕たちは大きなスペースを与えてはいけない」

 チームの安定化とフィジカルさの増加として、特に戦闘エリアで存在感を示しているのが、今冬にユベントスより加入した、エムレ・ジャンだ。「彼のおかげで、よりバランスがとれているね」とヴィツェル。この称賛は決してブラントへの批判ではなく、ブラントは素晴らしい選手ではあるがより攻撃的思考をもち、「エムレは、よりボランチタイプなんだよ」との見方を示した。

 なお相手のパリ・サンジェルマンについて、ファヴレ監督は、ボール奪取、素早いカウター、そしてリズムの変化に警鐘を鳴らし「彼らは、時にカウンター狙いということもある」と説明。エムバペやネイマールなどが持つクオリティの高さについても指摘し、加えてグループリーグではレアル・マドリード相手に勝ち点差5をつけたことが「全てを物語っている」と述べている。


 その一方で、2017年にドルトムントの監督と退任して以来、はじめて敵将としてドルトムントの地に乗り込むことになる、パリ・サンジェルマンのトーマス・トゥヘル監督は、「エキサイティングな時間をここで過ごしたし、とても素晴らしいフィーリングも持っている。しかし最終的には私のことではなく、我々が重要な一戦を迎えるということにある」とコメント。「これは1つの大きなチャレンジだ。そこに私の個人的な部分など、些細なものでしかないよ」と語った。
 


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