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2020年02月19日

ハーランド旋風に「自然の脅威」「野獣」と称賛の声

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 この冬にボルシア・ドルトムントが、どれほどの新戦力を迎え入れたのか。欧州を席巻する19才の若き才能は今季、RBザルツブルク時代にチャンピオンズリーグGL6試合で8得点をマーク。リーグ戦では14試合に出場して16得点を挙げており、ドルトムント加入以降も5試合で8得点。

 そしてその勢いは火曜日のCL16強パリ・サンジェルマンとの初戦でも止まることなく、ネイマールやハーランドらを飲み込み、この試合の全2得点を決める活躍を披露して2−1と白星スタートに大きく貢献した。

 試合後ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、相手陣内を疾走し猛威を振るうハーランドの姿に「自然の脅威だ」と形容。「凄まじいまでの意欲と活力をもった選手だ。まさに点取屋であり、それは誰の目にも明らかなことだろう」と、スカイとのインタビューにて称賛している。


 これによりハーランドは今季CL通算二桁の大台に載せることにも成功。これは新人選手としては最速となる快挙だ。相手指揮官のトーマス・トゥヘル監督は、かつて自ら指揮をとったこの地で躍動するノルウェー代表FW対して「野獣のようだ」と語った。

 その一方で試合後、ハーランドはDAZNに対し「もっともっとうまくならないと。それは今日の試合でも見られたと思う。これからも取り組みつづけ、そしてもっと先までいきたいんだ。ハードに取り組まないとね」とコメント。

 またこの試合で決めた2得点については「今はあまり考えすぎずにプレーできている。その瞬間をとにかく楽しめているよ。今日の試合はサッカー選手冥利に尽きるというもの。ファンタスティックだったね」と述べるも、試合自体は完璧だったとまでは言い切れず「アウェイゴールを許してしまったから。もっと上げていかないとね」と言葉を続けている。


 マッツ・フメルスは「結果としては、次戦に気がかりを残すことになった。また別の雰囲気が待ち構えていることだろうし」と述べ、「ホーム戦とは別物だよ」と強調。アクセル・ヴィツェルもこれに同調し、「パリでの試合では、今回と同様の闘争心が求められる。決して怖気付くことなく、カウンター狙いだけなんてしないようにしないといけない。敵地で得点するだけのクオリティが、うちには備わっているのだから」と語った。

 またヴェツケCEOは「非常に集中した、非常にうまくディフェンスをみせた試合だった」と振り返り「勝利にふさわしい内容だった」を胸を張りつつも、パリ出迎える第2戦では「非常に手強いことだろう」と警戒。それでも「昨年のマンチェスターUでのデジャブー」が過ぎれば、そして「敗退は彼らにとって大きな打撃だ。そういった心理的な部分ではうちに有利だろうね」との考えを示しており、ミヒャエル・ツォルクSDは、いずれにせよ「パリではトップレベルのパフォーマンスが求められる」と述べている。
 


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