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2020年02月26日

マルコ・ロイス、パリSG戦までに間に合う?

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 果たしてボルシア・ドルトムントはあとどれくらいの間、マルコ・ロイス不在のままシーズンを戦っていくことになるだろうか?その質問に対して、今は誰も答えを口にすることはできない。2月4日に行われたドイツは16強ブレーメン戦にて負傷した同選手は、当初の見通しでは3月はじめに練習復帰の見込みとされたものの、その見通し通りとなるかは現時点では未定なのだ。

 ドルトムントのトークイベントに出席したドイツ代表MFは、「重要なことは完治して、痛みを全く感じないようにすることなんだ」と強調し、負傷の状態について「筋損傷ではないし、3週間位かかるものだとはいえる」と述べ、「数週間いないにはチーム練習に参加できると思うよ。これから数日のうちに負荷を増していきたいところだね」と語った。

 その一方で主将不在の中でチームは、ドイツ杯敗退直後のレヴァーゼン戦でも敗戦を喫したが、「本当によくやっていると思う」と、ロイス。特にCLパリ・サンジェルマン戦での「勝利は自信をもたらしてくれるものだ。それは週末のブレーメン戦でも見て取れたよ」と指摘。

 なかでも今冬加入のエルリング・ハーランドと、17才ジョヴァンニ・レイナについて「大きな自信をもてているし、大胆さもみせている。考えすぎずにプレーできているね」と評価。アクセル・ヴィツェルも「ハーランドの加入は誰もが喜んでいること。まさに殺し屋さ」と、その得点力を称賛している。

大きな伸び代をもった、ハーランド 


 ただその一方でブレーメン戦では、5人vs3人と数的有利の絶好機に、ハーランドはパスではなくシュートを選択。「もっと、コレクティブなプレーをできるようにならないとね」と、ヴィツェルは笑顔を浮かべて指摘している通り、すでに偉大な点取屋たちとの比較がなされる19才だが、大きな伸び代ももった選手であることも確かだ。

 ヴィツェルが指摘したボールの振り分け方しかり、ゴールを背にしてのプレーなどは改善の余地があり、またすでに示しているダイナミズム、打開力、闘争心、相手にとっての危険なエリアでの一貫性などについても、まだまだ成長をみせてくれることだろう。

 数字という点でみれば、その類稀な決定力に目がいきがちだが、ブレーメン戦でのパス成功率8割、最高スピードはチーム2位を記録したことに加え、守備のために長い距離を5度に渡り味方PA内へと戻っていることもまた特筆すべき数字だ。
 

 なお火曜日に行われた練習では、そのハーランド、トルガン・アザール、ユリアン・ブラントらが不在となったが、いずれの選手ともに長期的に休養をとるという訳ではなく、個別での調整やフィジカルケアなどに勤しんだとのこと。またロイスと同様に離脱が続くトーマス・デラニーの練習復帰が迫っていることも明らかにされた。
 


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