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2020年04月06日

ドルトムントのケール氏、サッカー界は変わる?「疑問だね」

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 新型コロナウィルスによる猛威は、ブンデスリーガ1部2部のクラブ財政にも甚大な影響を与えるものであり、シーズンがこのまま中断となれば「倒産」の二文字まで浮上しているところだが、そんな中でボルシア・ドルトムントのプロ選手部門担当、セバスチャン・ケール氏は「負債もないし、短期就業ももない。十分に健全」と語った。

 そしてかつてドルトムントにて主将として牽引した元MFは、困難に直面した今こそ結束が必要だと訴えており、「皆が同じ問題へと直面している。そこで意見交換をしっかりとできることは良いことだ。互いの結束力を感じることが必要だし、みんなでこれを乗り越えていかないと」と、述べている。

 その一方で先日、バイエルンのウリ・ヘーネス元会長は、欧州トップクラブも含めて新型コロナウィルスの影響から財政面での打撃を受けることから「新たなサッカー界」となることを予想したが、これにケール氏はは人それぞれの見方があると前置きしつつ、「特に成功していれば、より早く本来のところへ立ち返りたいと思うものだろう」とし、「多くのクラブが歩む方向性を変えるかも」しれず、「移籍市場でも今夏は大きな影響を受ける」だろうが、「長期的といえば、疑問だね」との見方を示した。

 また中断となっているリーグ戦での今後の展望については、「結果について予想することなど、できるものではない」としながら、「これからまたサプライズを目にしていくことになるだろう。クレイジーなシーズンの終盤争いが展開される可能性だってあるよ」との考えをみせている。


 またサッカー界においてもも、新型コロナウィルスによる影響から財政難に喘いでいることが伝えられているが、ファヴレ監督は「イタリアやスペイン、アメリカ、インドなどとの状況を比較すると、だいぶマシだとは思うよ」と、母国スイスのニュースエージェンシーKeystoneーSDAに対して、コメント。その上で、「日々、尽力してくださっている」医療関係者らに対して敬意を示した。

 さらに62歳の指揮官は、今回のコロナ危機の中に埋もれた感のあり「ギリシャのレスボス島で起こっていることを指摘しなくてはならない。まさに悲劇であり、残された子供達や弱者ら、多くの助けが求められている」と言葉を続けた。

 


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