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2020年04月08日

ロマン・ビュルキ「無観客試合で、やるしかない」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 今週から再びロマン・ビュルキは、待ち望んでいた練習場でのトレーニングで汗を流すことができている。久々の生きたボールの感触に喜びをみせる、ドルトムントの守護神はビデオによるプレスカンファレンスにて、これまでの現状とこれからについての考えを語った。

…隔離期間で落ちたと思うところ:「ゴールキーパーとしての立場でしか話せないけど、僕自身としてはボールに対する感覚が、少し失われたところがあるようには思う。だって長い間、ピッチでボールにさわれていなかったわけだからね。それと跳躍力という点でも、少しそれは言えるのかもしれない。でも練習によって取り戻していけると感じているし、比較的早くできるんじゃないかな。むしろ基本的にフィールドプレイヤーの方が、より難しい気がするよ」

…自宅での過ごし方について:「自宅にだけいる、というのは特別な状況だった。最初は本を読み始めたんだ。なかなか僕にはできなかったことだから。家ではトレーニングプログラムを実施していたし、そこには多くのフィットネスがあったよ。それと同時にゴールキーパーに特化したビデオもチェックしていた。それに幾つかの練習に関しては、父がGKコーチでもあるし、早いうちから取り組むことができていたよ。サッカー選手だから、家には常にボールはあることだし。感覚を取り戻そうとしていた。ただ一人でうまくシミュレーションなんて、そうそうできるものでもないけどね。基本的にはあまり家で大人しくしていられないタイプでもあるし。」

…再開の目処が立たない日々ついて:「難しいね。もちろん、そのことについては考えることにはなるけど、でも現時点でそのことを明確に答えられる人なんていないんだ。予想があまりにも難しいよ。でも僕たちは自分たちの仕事をしっかりと続けていかないと。体調をしっかりと整えて、トレーニングを行っていくということ。だから僕たちは練習の中で競い合ってそれを意欲としていこうとしているんだ」

…再開によるリスクについて:「そこでは健康面で問題のない選手がプレーするはずではあるけど、でもテストの結果が別の日にはまるで違う結果になってしまうこともある。僕たちは1つのボールを追いかけて競り合うし、汗もかくし、空中戦にだって臨む。ただそれでも上の人たちが、きっと良い答えをみつけてくれるものと信じている。僕たちの誰もが、早くピッチに戻りたいと思っているんだ」

…無観客試合について:「パリでの試合では、スタジアムの外にいた人たちから大きな声援も受けていた。ただそれでもプレーするのに、決して良い気持ちを得られるところまではいかなかったよ。それでもこれしかない。観客なしで試合を行うしか。きっとTVの前で応援してくれるし、選手としてはこの特別な状況に向けて心構えして臨むということ。パリでの試合では本来の力が出せなかったしね」

…契約延長交渉について:「クラブと僕は、この苦しい状況のあとで、また一緒に話し合うことで合意している。今は、もっと別の大切なことがあるんだ。それにドルトムントと僕との間で、お金の問題は今までなかったことだよ」
 


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