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2020年04月29日

名将ヒッツフェルト氏「ハーランドは次のレヴァンドフスキになれる」

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 1997年と2001年の2度に渡り、チャンピオンズリーグ制覇へと導いた経験をもつ、名将オットマー・ヒッツフェルト氏。これまで数多くの世界的スター選手たちを指導してきたことからも、彼が「ハーランドは次のレヴァンドフスキになれる」と語ったその言葉には、特に重みがあると言うことができるだろう。

 そのハーランドが所属するボルシア・ドルトムントとは、ヒッツフェルト氏は今も尚、密接な繋がりをもった関係性だ。6年に渡って指導を行い、2度のリーグ制覇と1度のCL優勝へと導き、今も機会さえあれば必ずドルトムント戦をチェックしているという。そんなヒッツフェルト氏にとって、今年の1月にエルリング・ハーランドがドルトムントで活躍する姿を初めて目にした時、TVの前で「すぐに確信を覚えたね。彼には高いサッカーIQとトップで仕掛ける絶妙な間がある。常に相手の穴を模索しており、テクニック面でも良いものがあるよ。冷静で、スピードをもった選手だ」と評価。

 まだ若干19才の若武者は、今冬に移籍金2000万ユーロでオーストリア1部RBザルツブルクから、ブンデスリーガへと移籍。そしてこれまで公式戦12試合に出場して、ほぼその2倍に相当する26得点を記録。61分に1点のペースでゴールを量産しており、リーグ戦に目を向ければわずか57分間に1得点を決めているという、とてつもないハイペースさだ。なおこれまでそれらの得点のうち、左足で決めたのが9得点、3得点は右足からのものであり、ただヘディングでの得点がないことは194cmという高身長からは意外なもの。

 ミヒャエル・ツォルクSDは「エルリングにはまだまだ伸び代がある」と語っており、「あれほど全てが揃った選手というのも、そうはいないものだよ。シュート力へのクイリティに加えて、スピードも兼ね備えており、さらに空中戦に臨む上での高さも持ち合わせているのだから」と評価。今後のキャリアは大いに期待を抱かせるものであり、ヒッツフェルト氏は「彼なら、次のレヴァンドフスキになれる」と太鼓判を押した。
 


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