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2020年06月23日

ドルトムント、『バーチャル・アジアツアー』を計画

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 当初ドルトムントがこの夏に予定していた、中国・東南アジアツアーは新型コロナウィルスの影響により中止とされていたが、「地域の多くのファンやパートナーから、苦境の中でもできるだけ身近に感じられればとの要望があった」と、ドルトムントのカルステン・クラマー氏はコメント。「そこで来季に向けた準備の一環として、シンガポールと上海オフィスと密接に協力し、ドルトムントから数多くのデジタル放送を行っていくというアイデアにつながった」と、バーチャルでのアジアツアーを計画していることを明らかにした。

 そこで8月はじめに『BVBバーチャルツアー』と銘打ち、選手とのバーチャルでのコンタクトや、練習、時にはテストマッチなどをオンラインで視聴可能とし、またもしも可能であれば現地にてドルトムントのレジェンド、マスコットのEMMA、BVBエヴォニック・サッカー・アカデミーと現地にて活動を行う予定とのこと。これには地域30以上のドルトムントファンクラブのみならず、Evonik, Puma, Rowe, Duisport、そのほかアジアの企業などのパートナーもツアーに参加。来季に向けた新たなカップ戦用のユニフォームも発売予定だという。

 ドルトムントの国際・新規事業責任者である、ベネディクト・ショルツ氏によれば、「ファンはドルトムントのツアーバスに乗車し、ドルトムントの現地スタッフやマスコットらと対面。ライブストリームでドルトムントでの練習を見て、中国のコメンテイターと現地の中国語のリポーターとやりとりしながらフォローをしていきます。練習終了後は、ドルトムントの選手たちとオンラインでミーティングセッションも行います」とのこと。それ以外でもこういったバーチャルイベントは、その数日以内にシンガポール、もしくは東京にて行われ、現地のメディアなどに対してオンラインでのインタビューセッションなどの機会も設けられるという。練習の様子が英語で生中継される見通しだ。

 同氏は「コロナウィルスによりアジアの友人たちとの再会を果たすことができないとなってから、我々は別の可能性について集中的に考えてきた。直接会うことは叶わないが、ただこのような形で世界中のファンや友人たちとの連帯感を表現できることが重要であり、そしてもちろんこの局面を共に乗り越えていければと願ってやみません」と、語った。
 


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